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2018

第26回早慶戦主将対談〜後編〜

〜後編〜 


—早慶戦から一旦離れてお聞きします。尊敬する人を教えてください。 

後藤:中学のバスケ部の顧問です。今の生き方、スポーツに対する取り組み方、スポーツ以外の日常生活に対してもご指導頂き、自分って存在を形成してくれた人です。 

浅岡:僕は今#90なんですけど、僕がラクロスを始めたきっかけの一つにFALCONSの関根幹祐さん(慶応義塾大学卒・現FALCONS/日本代表)がいて、#90なんです。愚直にかっこいいなって思ったのが全て始まりで。エルボー一つ、グローブ一つ、片手でクレードルとか真似してて。 

後藤:確かにめっちゃ似てる。 

浅岡:幹祐さんは僕の目指す像。社会人で今も尚ああやってラクロスやって、日本代表で、ああなりたいです。あと僕はメンタルが結構弱かったんですけど、本を読み始めた時、ラグビー日本代表のヘッドコーチだったオーストラリアのエディー・ジョーンズの本を何冊も読みました。精神面、勝負強さやメンタルについて通じるところや「俺もそう思うわ」ってことが多くて。会ったことも話したこともないですが、伝えたいことがすっと入ってきて、あの人の考えをとても尊敬しています。 

後藤:最近凄いなと思うのは、慶應の川崎くん(慶應義塾大学4年・MF)。もっくんは身体能力は正直そんなないかもしれない、背も高くないし、ガタイもいいわけじゃないけど、ボールに対する執着心がすごくあって、あの身体でよくあんなに走れるな、って。代表で一緒にプレイすることがあるんですけど、そこで初めて「川崎の凄さ」を実感した。今まで結構見えないところで、慶應の川崎がいて成り立ってた部分があるのかな、って。尊敬っていうか、この場なので言わせてもらうと、すごいな、と思う選手です。 

浅岡:とにかく凄いなと思ったのは、畑田さん。1年の時、早稲田戦4Q少し出させてもらったんですけど、畑田さんがパッと入って3点取って、帰ってった。怪我しながら点に絡むプレイして、畑田さんが来て、流れ変えて帰ってったのは敵ながらすごいな..と思いました。 —落ち込んだ時や挫折した時はどうしますか? 

後藤:落ち込みはするけど、本当にどうしようもなくなったことはないです..人生なんとでもなります。 

浅岡:同感です、僕見てくれればわかると思うんですけど。(笑) 

後藤:確かに。(笑)挫折をどう捉えるかですよね。 

浅岡:まあまだ20何年しか生きてなくて、社会出たら挫折なんて何十回とあると思うし。やっぱり周りを頼って、笑顔でいることだと思います。変に落ち込んでると自分のディープな部分も暗くなっちゃうんで、笑い飛ばしてさっさと忘れて次に向かってくのが一番いいんじゃないですかね。 


—座右の銘を聞きたいという慶應の部員がいたそうです..座右の銘は何ですか? 

浅岡:二つあるんですけどいいですか? 

後藤:僕も二つあります。(笑) 

浅岡:塾校の時から大事にしてる言葉なんですけど、「反骨心」です。そのまま辞書で調べた意味では、『世間的な権力や習わしに対して対抗する気骨』って意味なんですけどそうではなく、僕は捉え方が違って、『自分の我を相手にしっかり伝える』って意味だと思ってます。一年生と四年生、高校生と大学生とか年齢や学年関係なく、自分の思ってることをしっかり伝えないと相手も心を開いてくれないと思ってて、それがお互いに歩み寄る第一歩でもあると思います。ラクロスにおいてこうしたいってのは伝えてきましたし、言うことで自分の得点パターンも周りにわかってもらえます。 何事もぶつかり合いって大事だと思います。 

後藤:バスケ部の顧問にずっと言われてた「当たり前を積み重ねれば特別になる」っていうのは自分の中の軸。自分が掲げてる目標に対して、積み重ねるべき当たり前って何か日々考えて行動するようにしてます。目標が高ければ高いほど、その質も高くないといけないので、日々の行動が当たり前に見合ってるかどうか考えてます。 

浅岡:もう一個は論語なんですけど「義を見てざるは勇なきなり」。意味は、『やるべきことはわかってるのに、それをやらないのは勇気がないだけだ』ってことです。 ラクロスをやってる以上ラクロスに対してアツアツの情熱を注いだり、日々努力を重ねることは当たり前で。そうしないと目指してるところにachieveすらできない。 昨年アメリカ遠征に行かせてもらったんですけど、ほぼ全員の選手がアホほどガタイも身長もでかいし、ラクロスIQも高かったから、正直ヒットくらって吹っ飛ばされるのが怖かった。 だから最初の方は自分らしいことできなかったんですけど、慣れっていうのもあるとは思うけど、次の試合からはチャレンジして勇気だして死ぬ気でここから何か得ようって思いました。 生きてて何かに全力注いでても絶対どこかでうまく行かないこととか、行き詰まっちゃうこととかってあると思うけどそこで勇気だして何かを変えなきゃその先ずっと変わらないなって。 だから大切にしてます。 

後藤:小さい頃から言われてることで、「意思は才能を凌駕する」って言葉です。主体性を持てって昔から言われてて。最近代表で実感したことがありました。FALCONSやSTEALERSの選手って僕たちから見たら才能溢れるんだろうなって思うんですが、それだけじゃなくて才能もあるけど、仕事もしながらラクロスへの熱い思いもすごいあって。才能も大事だけど、物事を決める時は「何がやりたいか」っていう意思を明確にしてやろうとしてます。 


—将来どんな大人になりたいですか? 

後藤:ラクロスは続けたいです。自分を見てやりたいとか続けたいって思う人がいたら嬉しいし、そうやってラクロスが発展していってほしいです。 

浅岡:まずは卒業したいです。僕もラクロスは社会人でも続けたい。自分がラクロス始めたきっかけになる人を追い続けたいし、何なら二代目関根幹祐って言われるくらいの人になりたい。自分がやりたいって思うことをやり通せるような大人になりたいです。 


—早慶戦において早稲田・慶應の「ここを観てほしい!」ってところを一言で教えて下さい。 

後藤:見て欲しいところは今年ずっと意識してる「奪うラクロス」。 

浅岡:自分たちはやっぱり… 

後藤:パッション? 

浅岡:って言いたいんだけど..待ってください。UNITEって掲げてるに当たって、出てる26人だけじゃなくて、部員、親御さん、ラクロッサー、そういう人を巻き込んだラクロス。マネージャー、トレーナー、出れない奴らの力を借りて力がガッと上がるので、周りから慶應を見てみんなでラクロスしてるっていうのを見せたい。「やっぱり慶應ってパイオニアだわ」って言われるような熱量を見せたいです。 

後藤:一言ってはずだったのにそう言われたらこちらも.. もう一つは勝負強さです。自分の中では早稲田って勝負弱いイメージがある。ボックスの雰囲気や試合に出れない部員たちの雰囲気が大きく関係します。今年は例えば井上翼(早稲田大学4年・MF)とかボックスを盛り上げてくれるプレイヤーが多くて、試合出れなくても頑張ってくれる選手が多いです。自分が主将になったから見えてきたかわからないんですけど。今年は勝負強さを見せて行きたいです。 


—早慶戦に来てくださるラクロスをあまり知らない人に見て欲しいところはどんなところですか? 

後藤:激しさです。 ラクロスって一般的にチャラいって思われてるのかなって個人的に思ってて..会場に来てやっぱり「激しさ」、「熱さ」を感じ取って欲しいです。 

浅岡:全く一緒です。 


—最後にこの一年に向けて、お互いへメッセージをお願いします。 

後藤:早慶って学生の中だと先を行く存在でないといけないと思うので、今度の早慶戦もそうなんですけど、学生FINALで試合できればいいなと思ってます。頑張りましょう。 

浅岡:早慶戦、慶早戦はスポーツの中で盛り上がるものなので、お互いそれを弾みに、リーグ戦とかいろんな試合に向かえたら、たくさん試合してたくさん勝って負けてやっていけたらと思います。ラストイヤーだから、全力出してぶつかれればそれが一番熱いと思うから、熱く潰し合いましょう。 

後藤:潰し合いましょう。 


ここまで読んでくださり、誠に有難うございます。 

早慶ラクロスを担う主将たちの熱い想いが伝わる記事になっていれば幸いです。 

第26回早慶戦は5/20(日)14:10〜15:40、日吉陸上競技場にて行われます。 

当日券もございます。 是非、お越しください。

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