2年４ヶ月、これは私が今までにリハビリを行ってきた期間だ。
計算していて、あまりの長さに我ながら笑ってしまった。
この期間、私はチームのマイナスになるようなことしかしてこなかった。
こんなことを言っていいのかわからないが、私はラクロスがどうでもよくなってしまっていた。だから、代が変わり学年ミーティングをするまで、選手を続ける気はなかった。
このことを今では本当に反省している。
今年度、私は幸運にもAチームのメンバーに選ばれた。
あれだけ今までチームに迷惑をかけていた自分が、チャンスをもらいチームに戦力として貢献できること、今はただそのことがうれしい。
普通に走れて、普通にクロスをふれて、普通にぶつかりあえる今の状況になるまでサポートしてくれたトレーナーに感謝している。
頭も悪いし、ラクロスのことあんまり理解しきれてないけれど、できる限りでこれからも努力し少しでも成長してもっと試合で活躍したい。
日本一になって、そのピッチに自分が立っていることが今の目標だ。
～不屈～
洞良太
