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遅ればせながらご報告致します。
2018年12月16日(日)に行われました
ラクロス全日本選手権大会決勝 vs FALCONS は
6対11でした。
【得点者】
※()内はアシスト者
1Q
#3 嶋田育巳人
2Q
#11 柳沢哲 (#10 菊地智貴)
3Q
#67 本間陽介
#7 青木俊汰
4Q
#13 森松達
#13 森松達
1Q 1-2
2Q 2-6
3Q 4-10
4Q 6-11
10連覇を誇るFALCONSヘ、「今年こそ学生が日本一に」と学生の仲間の思いも背負い、戦いに挑んだ早稲田。
そんな周りからの注目も熱かった全日本選手権決勝は、京都は西京極総合運動場にて行われました。
「ついにこの舞台まで来た。」
そんな気持ちで部員一同緊張しながらも
この舞台を楽しむ良い雰囲気に包まれていました。
スターティングメンバー紹介が始まると、
日本代表揃いの相手チームに圧倒されますが
こちらも応援で圧倒します。
1Qのフェイスオフは、相手のファウルで嶋田(4年・FO/MF)が制し、こちらのオフェンスでスタートします。
そこから10分間、両チーム攻めと守りを繰り返しますが、
10分半で相手に1on1から決められ、先制点を許します。
しかしその直後のフェイスオフで嶋田が再びポゼッションすると、そのままゴールへ向かい、1on1を勝ち、ショット成功。1-1へ追いつきます。
その後エキストラのチャンスなどを生かすことができず、相手に再び得点を許すと、決めきれない時間が続き1Q終了。
2Q始めもフェイスオフを制し、流れを掴めたかと思われますが、小さなミスから向こうのオフェンスに持って行かれると、2Qの前半に立て続けに3点を決められ、一気に4点差に引き離されます。
1点ずつ着実に取り戻していきたい早稲田。
そこで決めたのは柳沢(4年・MF)。西谷(4年・G)から平塚(2年・DF)、平塚から菊地(4年・AT)へ落ち着いてボールを運ぶと、菊地がゴール前の柳沢へパスを出し、しっかりと決め切ります。
その後も西谷のナイスセーブが続きますが、前半終了間際に1点を決められ、4点差で前半終了。
3Qには前半に、2分ごとに4点連続得点を許します。
早稲田に流れが来ると果敢に攻め続けますが、ショットを読まれ、チェイスで再び相手にボールを渡すなど思うように攻め続けられません。
しかしまだ試合時間は25分以上あり、皆が前を向き、勝利を諦めていませんでした。そして開始12分、ゴール裏の青木俊汰(3年・MF)が視野の広さでゴール正面の本間(3年・MF)にパスを出すと、そのままランシューを決め切ります。
そして3Q終了間際、ゴール裏の尾花(4年・AT)からクリース際の青木俊汰へパスが通り、得点。紺碧の空を響かせ、3Qが終了。
ラスト20分の4Q。前半はこちらのオフェンス時間が続きますが、堅い守りによりなかなか決めきることができません。開始3分で相手に得点を許しますが、4Qの失点はこの1点に抑えました。全体の応援が止んだ時も、応援の4年生を中心に、フィールドの選手へ呼びかける声は止みませんでした。そして後半、13分と18分で森松(4年・MF)が両得点左横から相手のディフェンスの隙をつき、ショットを決めます。
しかし追い付くことはできず、5点差で試合終了。
敗北を喫しました。
あと一勝というところで、悲願の「真の日本一」には届きませんでした。
本年度のチームが始動して12ヶ月、目標に向けがむしゃらに「攻」め続けた1年間。時には立ち止まることもあったかもしれません。そんな時は仲間で助け合い、ここまで来ました。
チームを1年間導き続けた主将より、ご挨拶です。
『2018年度男子部主将を務めました後藤功輝と申します。まずはじめに、京都まで来てくださったOBOG、保護者の皆様、ご声援本当にありがとうございました。
今年1年間スローガン『攻』のもと、部員一同、強い意志を持って目標に向かい進んで参りました。そして、稲門会をはじめとする多くのOBOGの皆様のご支援のおかげで、関西遠征・海外遠征など色々な経験を積むことができ、万全の状態で全日本選手権に臨みました。日本代表を多く擁しレベルの高いラクロスを展開するFalconsに対して、最後まで早稲田らしい攻めの姿勢を貫きました。しかしながら、王者Falconsの壁は高く、序盤から圧倒され、日本一を叶うことはできませんでした。この1年間自分たちに厳しく、活動して参りましたが、勝つことができず悔しさが残ります。今年1年間経験した多くを来年以降の糧にし、再び強い早稲田の伝統を築き上げてほしいと思います。』
主将・後藤功輝
日本一は果たすことができませんでしたが、
試合終了後、ラクロス部部長の尾崎先生に
「君たちは胸を張っていい。学生日本一になり、スティーラーズにも勝った。ファルコンズに勝つためには厚い壁があると知っていたが、そのために努力した。でも何かが足りなくて跳ね返された。その何かを後輩たちは考えて、来年も頑張ってほしい」
との温かいお言葉を頂きました。
本試合を持ちまして、今年度の活動は終了となります。
1年生から4年生までの後藤組全員のこの貴重な経験は
個人個人にとって、また部にとって大きな財産となりました。
保護者の皆様、稲門会、大学、競技スポーツセンター、上げ始めれば切りがありませんが、皆様のご支援なくしては決して私たちの活動は成り立ちません。心より御礼申し上げます。
後藤組の活動は終わりますが、
想いは引き継がれ、新たな歴史を刻み始めます。
これからも早稲田大学男子ラクロス部をどうぞ宜しくお願い致します。
これまで拙い文章を読んでくださり、誠に有難うございました。
文責 広報担当 高西理紗子
