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2023

〜巧より強たれ〜『一瞬の今』井原優太

「巧より強たれ」を書くべきか悩んだが、未来の早稲田ラクロスを担う人たちへ向けて自分の想いを記したいと思う。





忘れもしない2022年10月16日。





齋藤組の日本一の夢が途絶えた日。





入部当初から日本一だけを目指して努力してきた自分にとって受け入れ難い瞬間だった。





ラクロスから離れようか悩んだが、



奥さんと秋山さんからコーチのお誘いを頂き、



再び強い早稲田ラクロスを取り戻すために引き受けた。



初めは学生主体の組織に社会人コーチがどれだけ踏み込んで良いのか悩んだ。




でも、



一切の後悔を残さないために、その場で感じたこと、重要だと思ったことは全て伝えようと決心した。




自分が知り得るラクロスの知識を 




"1年生だから" 




という理由で出し惜しみすることなく、全て教えた。




それが、

 

 


日本一を知る最後の代としての




使命であると考えたから。




また、1年生には歴代の先輩方の「巧より強たれ」を事あるごとに紹介してきた。


だから今更、自分の「今、ここ、自分」のエピソードを振り返るのではなく



今後の早稲田ラクロスを担う皆に




自身がラクロスを通じて醸成された価値観について話そうと思う。 





【気持ちには引力がある】





元U-16サッカー日本代表監督森山佳郎さんの言葉である。




勝ちたい、点を決めたい、その気持ちが強いほうに、ボールは転がってくるし、



結果は引き寄せられる。




偶然だと言ってしまえばそれまでだが、



自分のところに転がってきたグラボ、こぼれ、シュート、セーブ



全ては日々の練習に加え、



不思議な "引力" によって導かれると常々感じてきた。



今年のサマーは全試合1点差の勝利で優勝したが、他大より勝利を欲する気持ちが強かったからに違いない。




明日、相手も勝ちたい想いは同じだ。





だからこそ、相手以上に強い気持ち、覚悟を持って試合に臨もう。




【嫌われる勇気・声に出す勇気】





自分より実力がある人に意見を言うと嫌われるのではないか?




反省で的外れなことを言ったら変に思われるのではないか?




1度は感じたことがあると思う。




結論、




そんなちっぽけなことは考えなくて良い。





組織である以上、全員の価値観が一致することはないし、無数の考え方が存在する。



だからこそ、嫌われるのが怖くて意見を躊躇う人は勇気を振り絞ってほしい。



練習の雰囲気が緩いと感じた時、チームの決め事を守れない人がいる時、



そんな時は見てみぬ振りをするのではなく、チームのためだと思って声に出そう。





言葉にすることで責任が伴い、


 



自身への戒めにもなる。







【細部までこだわる】



高校サッカーの強豪、青森山田高校元監督黒田さんの言葉だ。



「日々の何気ない行動全てが勝敗に結びついている」



一つのパスを例に挙げても、なんとなくパスする人と相手のBox目掛けてパスする人では大きな違いがある。



笛が鳴るまでやり切る人と最後までやり切らない人では、いざ試合で同じ場面を迎えた時に 




"差" が生じる。




また、プレー外の何気ない行動は




 "隙" に直結する。

 


ゴミ拾い、荷物の整理整頓、食事管理、体調管理、全て当たり前のことだが、できていないと、 




"隙" を作ることになり、




勝敗に影響を及ぼしかねない。




相手の "隙" を付くことは重要だが、




それと同じくらい、





相手に "隙" を与えないことも大切である。






だから、細部までこだわりを持ってほしい。








去年、




全て徹底してきたつもりだったが、負けた。






“何か” が足りなかったのだろう。










長々と書いてきたが、とにかく後悔ない日々を送ってほしい。




負けてから気付くのでは遅いし、最上級生になって過去の反省をしても結局は「今」しか変えられない。





目の前の小さなことを一つ一つ積み重ねることが、とんでもないところへ行く、



ただ、ひとつの道である。




尊敬する先輩の強たれにも書いてあった。






早稲田は勝ち続けなければいけないし、






伝統は勝つことで創られる。







まずは明日、全試合圧倒して自分たちの実力を証明しよう。






そして、常勝軍団への第一歩を踏み出そう。









最後に、お世話になった方々へ




嶋田さん、奥さん、秋山さん




学生時代は大変お世話になりました。


ラクロスの技術だけでなく、人として大きく成長することができました。


昨年胴上げできなかったのが今でも心残りです。


自分がコーチに興味を持ったのは紛れもなく御三方の存在があったからです。


ありがとうございます。





小菅さん、半場さん



コーチ未経験の自分たちがここまでやってこられたのは小菅さんと半場さんの支えがあったからです。


技術面だけでなく、組織運営においても多くのことを学びました。


ありがとうございます。結果で恩返しします!



同期へ



引退後も練習に参加してくれてありがとう。


自分たちがウィンターで負けた借り、


全日優勝の夢は必ず彼らがAVENGEしてくれます。






一緒にコーチできて最高でした。


気軽に相談できた颯の存在は大きかったです。


もっと練習入って欲しかったけど。


あと1日よろしく。




宮野


学生コーチとしての立場の難しさに色々と葛藤したと思う。


それでも常に冷静で、的確な指示で組織をまとめたり、時に嫌われ役を買って出てくれたりと、本当に助かりました。


正直、学生コーチ就任時は不安だったけど今では本当に頼りにしています。


明日絶対勝とう。




武司



試合前のMTGで必ず


「自分たちのやるべきことをやるだけ」


を連発する武司はbotなのかと疑うこともあったけど、


実はこれが本質だと気付かされました。


明日も自分たちのラクロスを体現して圧倒しよう。







最後に1年生へ





コーチ陣の高い要求に応えてくれてありがとう。






1週間見ないだけで、驚くほど上達している君たちに会うのが毎回楽しみでした。






間違いなく、







君たちは巧いし強い。





ただ、





強いチームが勝つのではなく、






勝ったチームが強いことを忘れないで欲しい。





スタッフも選手がプレーに集中できる環境を整えてくれてありがとう。





もう一度、宮野と武司を胴上げしよう。









遂に明日はウィンター決勝トーナメント。










負けたら終わりの1発勝負。










優勝までの道のりは決して楽ではないが、自分たちのラクロスをすれば必ず勝てる。









自信を持って良い。










8年ぶりの「新人戦グランドスラム」へ向けて絶対に負けられない戦い。









「最強世代」になるべく、









圧倒しよう。











AVENGE





AC 井原優太

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