私は、同期が大好きです。
この4年間、
マネージャーという立場の難しさ、もどかしさに何度も悩みました。
サマー、ウィンター、あすなろ、
３度も優勝を経験し、
グランドスラムを達成した代のマネージャーでいられる幸せ、
いつも強くて、たくましい選手を誇らしく感じるとともに、
自分は、そんな選手におんぶにだっこなだけな気がして、
ラクロスが大好きで、ラクロスに一生懸命なみんなを見て、
いつもどこかでうらやましくて、
同じ熱量で夢を追いかけたくて、
みんなの気持ちに追いつきたくて、
どんな小さな歯車でもいいから力になりたくて、
自分には何ができるだろうって、
必死でした。
私にとって、自慢の選手にとって、
自慢のマネージャーになりたくて、
必死でした。
人数が多い同期のマネージャーの中に埋もれるのが怖くて、
自分の存在意義を探すのに、
必死でした。
ひとつひとつのことは些細でも、
どこのマネージャーよりも泥臭く、
どんな厳しいバッシングにも負けず、
常にどんなことでも期待値以上に選手の想いに応え続けることで、
毎日、日本一の練習環境をつくる、
その積み重ねが、きっと
日本一に繋がると信じて、
今度は、新人戦の時みたいに、
ただ選手に夢を託すのではなく、
一緒に夢を掴みに行きたいです。
後輩のみんなへ
マネージャーのやりがい、モチベーションを見つけることはとても難しいです。
なんのために、なんでマネージャーなんてやっているんだろう、
誰しもが必ず一度はこの壁にぶつかると思います。
それでも、
毎日がむしゃらに選手と同じように走り続けてください。
そうすればきっと、その頑張りを誰かが必ず見ていてくれて、
いつか最高の喜びとなって自分の元に返ってきます。
これまで何人ものマネージャーがいなくなってしまったけれど、
みんなには、
早稲田のラクロス部のマネージャーになってよかった、
そう思ってもらいたいです。
後悔はさせません。
同期のみんなへ
楽しそうにするみんなのラクロスを見るのが、
私は大好きです。
試合に勝った瞬間は、
辛かったこととか全部どうでもよくなるくらい、
幸せな気持ちでいっぱいになります。
みんなの頑張る姿が、みんなの笑顔が、
いつも私の何よりの原動力です。
もう駒沢で悔し涙を見るのは嫌です。
最後にみんなで日本一の景色を見たい。
そこにはきっと、
あのサマー優勝の瞬間、アミノバイタルに打ちあがった花火よりも、
もっともっと最高の景色が広がっているんだろうなと思います。
明日はいよいよ、リーグ戦初戦。
後藤組の出陣、
最後の最後は、
信じることしかできないけれど、
１２月１６日、その日まで、
１番近くでみんなのラクロスを見させてください。
攻
＃MG 金子璃央
