史上最恐の学生コーチが誕生してから10ヶ月が経過した。
あっという間だったなとつくづく感じる。
就任したのは2018年2月6日。
学生コーチ決めのミーティングが行われ、立候補した。
選手として日本一を目指したかったが、
両膝を手術してから思うようにプレーができない状況が続き、
チームへの貢献度を考えてコーチに転向した。
最初は選手への未練が強くて、
何度も考え直したりもしたけど、
今こうして学生コーチとしてラクロスに夢中になれているのは、
確実に同期の存在があったから。
学生コーチに立候補した時に、
選手としてAに食いこんで欲しいからってめちゃめちゃ反対してくれた菊地、
学生コーチに転向するか悩み始めてから、
リハビリ中ほとんど毎日相談乗ってくれたてっちゃん、
学生コーチになる決め手を与えてくれたじょーぶ、
きついリハビリ生活のほとんどを一緒に過ごしたりくと、
そして、
お前の気持ちも背負って1年間やるわって99の背番号を受け継いでくれた高野、
言い出したらきりがないけど、
本当に同期全員が俺の選択を後押ししてくれた。
頑張れよって、例年なら応援がないはずのサマーの予選から全員が応援に来てくれた時、
嬉しくて涙が出た。
こんな最高な同期がいるんだから、
中途半端に出来るはずがない。
そう思って、ここまで必死にやってきた。
サマー優勝して、
ウィンターも優勝して、
全日決勝に繋げることが、
俺が同期にできる恩返し。
明日のウィンターは何が何でも勝って、同期に恩返しをする。
Aのみんなは京都で吉報を待っててくれ。
そして何と言っても1年生29人。
みんなと出会ったのは早い人で2月、遅い人で10月だっけな。
みんなとの出会いも俺自身を大きく変えてくれた。
初めて指導する立場を経験し、
教えることがこんなにも楽しいのかと気づかせてくれた。
グラボが1発で拾えるようになった時、
クレードルでボールが落ちなくなった時、
ショットのスピードが上がった時、
いつも嬉しそうに練習して、日に日に成長していくみんなを見るのが、
俺のモチベーションだった。
こいつらとグランドスラムを取りたい。
日々成長していくみんなを見て、本気でそう思うようになった。
本気で思ってたからこそ、めちゃくちゃ怒ったし、時には厳しく接した。
特に海斗には、
学年キャプテンとして多くのことを求めて、誰よりも厳しく接した。
この1年を通して立派なキャプテンになったと思う。
明日は自信を持ってチームを引っ張って欲しい。
もう厳しくする時期ではないよなってことで、らしくないことを言おうと思う。
みんなを教え子に持てて本当によかった。
1年間付いてきてくれてありがとう。
残るはウィンターとあすなろ。
小菅さん、敦也さん、小柳、潤、がんみ、
この最強コーチ陣がみんなにはついている。
絶対に負けるはずがない。
今までやってきたことを全力でやるだけ。
俺らを信じて最後まで戦ってほしい。
最後に、
小菅さん、敦也さん、
お二人の存在があったから、伸び伸び指導ができました。
本当にありがとうございました。
潤、がんみ
ラスト2ヶ月、力を貸してくれてありがとう。
潤直伝の1on1、がんみが作り上げた鉄壁DFで明日は相手を圧倒しよう。
そして小柳。
1年間お疲れ様。
お前とコーチをやれて良かった。
明日はウィンター決勝。
もう言うことないです。
いつも通り思いっきり楽しもう。
今週末はウィンター優勝、全日優勝。
忘れられない週末にしよう。
史上最強の学生コーチより。
攻
学生コーチ(元#99)太田 雄斗