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2019

〜巧より強たれ〜『集大成』森一輝

 


「学生コーチをやってよかった」と今は心から思える。

 






みんなが入部したばかりの時はこの感情はゆるぎないものだったし、絶対にこの一年間変わることのない感情だと思った。



 






謎の自己紹介に始まり、パスが始まって、狭いスペースでシュートを打って終わりの初期練習。





こんな単調な練習でも、対面パスで20回続けばみんなで大盛り上がりだった。





自分自身もすごく楽しかった。





癖のある自己紹介をするやつ、




壁あて用に新品のボールを渡したら次の日に壁当てしてきて石灰まみれにしてくるやつ、




ペットボトルを置きっぱなしにしていくような意味わからんやつ。




なんだかんだ純粋でラクロス大好きな彼らとの日々は楽しいことづくめだった。







 

ただ、早慶戦の勝利後に唯一「学生コーチをやってよかった」以外の感情がわいた。





自分が出たかった早慶戦は学生コーチになる上で選択肢から消えたはずだった。




別に選手を続けていたからといって、早慶戦に出られるかといったらそうではなかったかもしれない。





ただ単純にみんなで喜び合いたかった。





と、試合後みんなが喜び合う中で、スタンドで一年生とゴミ拾いをしながらふと思った。




今思えば、寂しかっただけだと思う(笑)







 

そんなこんなで、ちょっともやもやしながら部活をしていた。




そんな中、サマー前哨戦だった朝霞カップでα・β両チーム予選敗退だった。




絶対優勝すると意気込んでた分めちゃくちゃ悔しかったし、どうすればいいのか本当にわからなかった。




でも、みんながあの試合を機に大きく変わったのを見て、自分も目が覚めた。

 







そこからはサマーまでノンストップだった。




選手達の成長はもちろんのこと、マネージャー達は一生懸命スカの手伝いもしてくれていた。




ラクロスばっかりでどこか抜けているような選手達のことも支えてくれた。




上級生も一年生のために精一杯のサポートをしてくれた。




全員の支えを受けてつかみ取ったサマー優勝だった。




この部活の全員が素晴らしい景色を見せてくれた。




これぞまさに「WAVE」と実感した瞬間だったし、心から「学生コーチをやってよかった」と思える瞬間だった。

 







小菅さん



学生コーチとして一切経験のなかった僕たち3人を一から指導してくださり、本当にありがとうございます。



小菅さんがいなかったら今までの勝利もなかったと思います。



本当に残り僅かですが、明日もよろしくお願いします!

 





慎次と戸田



本当にこの一年間はあっという間だった。



いつも思ったことは言ってるから特になんもないです。



それくらい2人は素晴らしかったし、最高でした。



明日も絶対勝ってサマー後みたいに全員ニヤニヤしながら良かったプレーでも言い合ってお風呂つかりましょう。







 

最後に話は変わりますが、今までお世話になった先輩方にとても感謝しています。





1年生の時にラクロスの楽しさを教えてくれて、学生コーチをするきっかけになったあつやさんと矢治さん。





2年生の時に、かけ落とし3連発ミスで練習を終わらせるような下手糞な自分を使ってくれたCチームの4年生。





3年生の時に、上手くもなく全く点も取れない自分を最後まで信じて使ってくれたBチームの4年生。



東大戦本当に申し訳なかったです。

 








最後の最後に一年生。





本当に君たちが可愛くてしょうがないです。





いろいろな経験をさせてくれてありがとう。






必ずウィンター優勝してグランドスラム達成しよう。








そして青木組のラストにつなげる最後の波になろう。












WAVE





学生コーチ (#45) 森一輝



WRITER:森一輝
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