近づいてきた。
青木組の劇的な逆転勝ちから早くも三年、
当時、齋藤組の誰もが自分もこの場に立つんだと誓ったであろう舞台、
日本ラクロスで最も注目される試合の一つ、
“早慶戦”
大歓声の中でプレーすることができる高揚感と不安が入り混じる。
後輩の多くは自分がどのようなラクロス人生を歩んできたか知らないと思うので
簡単に実績を記しておく。
一年時
サマー：決勝ラウンド１回戦敗退、βの3rdセット、２得点
ウィンター：出場なし
二年時
育成リーグ：無得点、予選敗退
三年時
Ｂリーグ：準優勝、８得点３アシスト
四年時
六大戦：優勝、３得点１アシスト
見てもらって分かると思うが自分は結果が出るまでかなり時間がかかった。
- ２年時はプレーでチームに貢献できたなんてこと一回も感じたことがない。
けど早慶戦に出たい、４年は絶対Aチームで戦うんだという思いは強く、
毎日の練習に向き合い、着実に成長していけた。
もちろん練習に行きたくない日は何度もあった。
いつ怪我してもおかしくない疲労の中で練習することもあった。
けど今ではその過酷な練習の日々が自信に変わり、
日本一に近づいていく実感が次の日のモチベーションに繋がっている。
毎日の小さな積み重ねの大切さを改めて感じる。
“塵も積もれば山となる”
ここからは家族、各学年に分けてのメッセージを記す。
家族へ
まずは兄（実は2021卒の東大ラクロス部に所属していた兄がいる。）
兄がラクロスをやっていたからこそ自分も入ろうと思ったし、
何よりもリーグ戦でのスタンシューは自分事のように嬉しかったし、誇らしかった。
まだまだ試合は続くので引き続き試合見に来てください。
両親へ
いつも多大なるサポートありがとうございます。
自分が当たり前のようにラクロスをプレーできているのは家族の支えあってこそです。
引き続きよろしくお願いします。
３年生へ
昨年ずっとBにいたから一緒にプレーすること多かったですね。
富田組として参戦したBリーグは決勝で負けてしまったけど、
ありえないくらい下手くそなチームから
みんなでチームを強くしていく過程は本当に楽しかったし、
早稲田の名に恥じない最高のチームを作れたなと今でも思ってます。
今度は早稲田のトップチームとしてみんなと戦いたい、
Aで待ってます。
２年生へ
シーズン初めBでみんなとプレー出来てよかったです。
ウィンター優勝を経験しているみんなは本当に自信に満ち溢れてて、
２年とは思えないほどうまいプレーたくさん見せてもらいました。
あすなろは残念な結果に終わってしまったけど
間違いなくみんなはうまいので
慢心せず
まずは今シーズン一緒に駆け抜けよう。
１年生へ
お久しぶりです、ATの織田です。
最近ミーティング参加できてなくてすみません。
みんなには好きな選手、憧れの選手はいますか？
自分は数えきれないほどいます。
特に憧れの選手、好きな選手を上げると
OBでは尾花さん、海里さん、俊太さん、ナダルさん
NCAAではChris Gray, Conner Shellenberger, Ian Laviano あたりでしょうか。
みんなにも好きな選手をたくさん作って欲しいです。
自分と似たようなフィジカルでプレースタイル似ている選手はいないか、
いろんな動画を見て、探して、真似していって欲しいです。
上手さはイメージ量に比例します。
早慶戦終わったらまたミーティング顔出します、よろしく。
同期へ
勝ちまくろう、
近年勝ててない分も、
勝って勝って勝ちまくって何十年後にも齋藤組の名が残る伝説の代にしよう。
まずは早慶戦
今年は早稲田の一強だと全国に知らしめよう。
ＰＵＭＰ
AT(#36) 織田弘樹
