たぶん、一目惚れだったと思う。
なんとなく行ったラクロス部の体験。
なんとなくいいなと思って、その日のうちには入部することを決めていた。
それから４年。
電車が東伏見に着くのが怖い日もあった。
練習に行けば行くほど、先輩や同期からの信頼を失っているような気がして、もう部活に行かない方がマシなんじゃないかと思ったこともあった。
「仕事ができる」ようになるために、少しでも「迷惑」をかけないようにするために、先輩とか同期が「当たり前」にやっていることを「当たり前」にできるようになるために、毎日必死だった。
本当にいっぱい悩んで、いっぱい泣いた４年間だったけど、部活をやめたいなと心から思うことは一度もなかった。
１年生のころからずっと、強い早稲田の一員でいられることが誇りで、何かちょっとでもチームの力になれたらと思っていた。
今考えても、私の一目惚れは間違ってなかったなと思う。
いい選択をしたなと思う。
そう思えるのは、私たち齋藤組が恵まれているからだと思う。
お忙しい中、いつも指導に来てくださる、嶋田さんやコーチの方々がいること。
強い早稲田という伝統があり、当たり前に日本一を目指せること。
コロナ禍にもかかわらず、今までどおりのリーグ戦に出場できること。
各チームに私たちを助けてくれる後輩がいること。
１年生がサマー優勝でいい流れを作ってくれたこと。
自分のことのように応援してくださるOB・OG、保護者の方がたくさんいること。
全部普通のことではなくて、とても恵まれたことだと思う。
私たちはこの環境がいかに恵まれているか、しっかりかみしめて感謝し続けなければならないと思う。
同期のみんなへ
同期のみんなが大好きです。
面と向かってちゃんと厳しいことを言ってくれる同期も、優しい言葉をかけてくれる同期も、ラクロスのことしか考えてなさそうな同期も、みんな大好きです。
みんなが同期で本当に幸せです。
それぞれの立場で頑張るみんなを尊敬しています。
齋藤組で一緒に戦えるのもあと少し。
Aチームも、Bチームも、Cチームも、１年生も、全チーム優勝して、みんなで笑って引退しよう。
同期スタッフのみんなへ
みんなとだから４年間頑張ってこられたと思います。
プレイヤーに負けないくらいの熱い想いを持って、奔走するみんなを見ていると私もまだまだ頑張れると気づかされます。
残り３か月駆け抜けて、スタッフから圧倒しよう。
いよいよ早慶戦。
あの惜敗から２か月。
慶應へのリスペクトを忘れずに、さらに強くなった早稲田を見せつけよう。
絶対勝つよ。
PUMP
MG 太田 安優
