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2022

~巧より強たれ~『國學院久我山産早稲田』柳瀬直矢

おはよう、こんにちは、おやすみ。



今これを読んでくれている人は、どんな一時に読んでいるのだろうか。



朝早く部活に行く電車の中だろうか、MTGまでの空き時間に昼飯を食べながらだろうか、夜寝る前に5時起きの目覚ましをセットしている時だろうか。



こうして考えると、1日がラクロスで始まりラクロスで終わる、そんな4年間だった。




大学入学当初、ほぼ男子校(女子を見かけるのは、用もないのに何度も足を運んだカフェテリアか登下校くらい)出身の俺は、「サークルに入って女の子と遊びまくってやるぞ!」と意気込んでいた。



確かにサークルには今まで感じたことのない華やかさがあり、楽しかった。




でもどこか物足りなかったんだ。



なにが物足りないのか…?



中高はほぼ男子校(文化祭実行委員だけ女子と関わりがあるため、高1のときにジャンケンで勝ち抜き、文実になった。)で、毎日受験勉強をしながら週6日の部活をする生活を送っていた俺にとって、今は遊ぶ時間もあるし女の子もいる(隠キャすぎて喋ってない)し、最高の環境じゃないのか?



現状考え得る中での答えが、就活のときに出た。




それは、2つある楽しさのうち1つが欠けていたからだ。



2つある楽しさとはなにか。



1つ目は、刺激的で一時的な楽しさだ。


例えば、旅行に行ったり、飲みに行ったりしたときに感じる楽しさだ。


毎日毎日飲んでても楽しくない。たまにだから楽しいだろ?




2つ目は、持続的で意図的な楽しさだ。


言い換えるならば、「幸せ」だろうか…




俺は7月の下旬にこの2つの楽しさを求めて、そして山﨑大輝に影響されて、体育会を志した。


そこで、当時学生コーチだった一輝さんに惹かれてラクロス部に入部した。




サマーのときの順位はもちろん最下位で、試合に出る機会はなかった。



でも、αが優勝したとき、俺は楽しかった。幸せだった。


全部員がメガホンを上に投げ、泣き、笑い合っていた。そんな空間に幸せを覚えたのは今でも忘れられない。




ここで2つ目の楽しさを定義するならば、「同じ志を持った仲間と本気でやること」なのかも知れない。




そして2年生になり、Bリーグ優勝に向けて本気でラクロスをした。


楽しかった。


尾崎とは毎日喧嘩するし、ばやしはそれを煽るし、ばんゆは臭いし…


でもクソ楽しかった。


優勝したときはまじで感極まって涙出た。




3年生になり、BのDFリーダーをやらせて貰った。


荻さんとそうすけは喧嘩するし、なんかしみしゅん2人いるし、まーちゃんは抹茶ラテしか飲まないし、松本隠キャだし…


でもやっぱり楽しかった。


決勝で負けたとき、申し訳なさすぎて1人で端っこで泣いた。




4年生になった今、やっとAチームで、そして一応スタメンで、学生最後に最高の仲間と全日優勝に向けて本気でやってる。


マツケンは「アップ」の声出してないとめっちゃ見てるくるし、ばんゆはやっぱり臭いし、やまざきなんかAチームいるし、成澤全然決めないし(明日期待!!)。


でも毎日、オーバーヘッドが決まったり、気持ちいいパスカットしたり、、、


1つ目の楽しさにも溢れてる。


この楽しくて幸せな日々を少しでも長く続けるために、明日は必ず勝つ。




【最後に家族へ】



振り返ると、まともに感謝の意を表したことがない22年間反抗期の俺だったけど、内心はとても感謝しています。



両親はいつも味方でいてくれ、塾に行きたいと言えば行かせてくれ、毎日送り迎えしてくれ、ラクロスやりたいと言えば金銭面含めて応援してくれ、何不自由なく育ててくれた。


兄貴(伊藤光海じゃなくて実兄)は、中学受験、大学受験、就活、色んなことを教えてくれ、手伝ってくれ、支えてくれた。


弟は、電車の時間を送るだけで迎えに来てくれたり、ピンポンが来たら荷物を取り行ってくれたりした。弟稼業をよく全うしてくれた。


こんな素晴らしい家族がいたからこそ、間違いなく今の自分がいる。



本当にありがとう。




これを書きながらこれまでの人生を振り返ると、もっとやれたなと思うことばかりだけど、過去を嘆いても仕方がない。


同時に、明日試合に勝てるだろうか、将来活躍できるだろうか、と未来を憂いてもなにも始まらない。


変えられるのは「今ここ自分。」



昨日の自分より一歩先をいくために、明日の自分をより良いものにするために、「今」、朝部活に行く電車内なら、昨日の動画を見て反省しよう。昼飯中なら、たくさん食べて体を大きくしよう。夜遅いなら、早く寝よう。





そして、明日勝とう。




PUMP

DF(#91) 柳瀬直矢

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