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2024

〜巧より強たれ〜『全身全霊』林拓利

みなさん、こんばんは。

 

 

本日は9月6日金曜日。お届けいたします試合は、第13回功より強たれvs早稲田大学男子ラクロス部をお届けいたします。

 

 

本日実況を務めます4年の林です。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

みんな思ったでしょ?いや、お前かーいって。

 

 

僕も思いました。いや俺かーいって。

 

 

もっと美味しいタイミングで書きたい気持ちもありましたが、ぜひそんなタイミングでも読み返して気持ちが入るような強たれを書けたらと思います。

(喋りは得意ですが、書きは添削してもらわなかったES全落ちレベルなので期待しないでください。)

 

 

 

 

 

 

早稲田ラクロスの過去を遡っても僕ほど異色の経歴を持つ人間はいなかっただろう。

 

 

1年生はサークル、2年生でトレーナーとして入部、半年で選手に転向、そして4年夏にまたトレーナーに転向。

 

 

後にも先にも表れないであろう。

 

 

就活的には一貫性が全くなく、この話をした企業にはことごとく落とされました。

 

 

じゃあ本当にどれも行き当たりばったりで決断していたのか。

 

 

そんなことはない。

 

 

どの決断をするにあたっても僕の中で絶対にブレない一つの軸があった。

 

 

「学生日本一になる、そしてそこに自分が貢献したと胸を張って言えるようにする」

 

 

入部の時にはトレーナーとして選手のコンディションを支え、日本一に貢献。

 

 

選手になろうと思ったのは、2年の早慶戦で進士がスタメンで出場し、ライドで小川健を潰した時の歓声を聞いて、自分のプレーで日本一を掴みたいと思ったから。

 

 

 

 

 

 

迎えた4年

 

 

オフでのトレーニングが、そして何よりも選手になってから酸いも甘いも経験しながら、多少腐る時期はあってもここまでやり抜いたことが実を結び、Aチームとして新シーズンを迎えられた。

 

 

しかしその約1か月後、ゼミ合宿でコロナをもらい、復帰した練習で肉離れ。全治3か月。

 

 

本当に3か月で治ればよかったんだけどね。

 

 

ここからが悪夢の始まり。

 

 

4月、6月、7月。

 

 

三回も再受傷を繰り返した。

 

 

三回のどれも、怪我が治って「よし、またA目指して頑張るぞ」と意気込んだタイミングだった。

 

 

まるでもうお前はAには上がれないと言われているような気持ちだった。

 

 

2回目の怪我が治って、3回目の怪我をするまでラクロスが1ミリも楽しくなかった。

 

 

うまくなるために練習するはずなのに、いつしか考えることはどうやったら怪我をしない

で今日の練習を終えられるか。

 

 

そんなことを考えるとあと一歩頑張るべきところで、その一歩が出なくなり、プレーをセーブするようになった。

 

 

4年として不甲斐ないプレーをしていた。

 

 

その自覚はあった。

 

 

でももう怪我をしたくない。

 

 

その恐怖心で頭がいっぱいだった。

 

 

本当はもっと思いっきりプレーしたい。いっぱい練習したい。

 

 

でもそれをすれば怪我をする。だから抑えよう。

 

 

でも抑えると自分の最高のパフォーマンスを発揮できない。

 

 

そんな負のサイクルに陥った。

 

 

Aにはもういけないと悟った。

 

 

毎日の練習をどうにかして終えるだけの日々。

 

 

何も楽しくない、何の成長もない。

 

 

何のためにラクロスをしているのか。

 

 

今やめればもっと楽しい大学生活を送れるのではないか。

 

 

そんなことが頭をよぎった。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなあって結局トレーナーになったわけですが、何が僕を引き留めたのか。

 

 

本日は7月14日日曜日。お届けします試合は関東学生ラクロスリーグ vs武蔵大学。

 

 

リスタートはゴール裏から。ボールは16番長谷優太郎。

 

 

さあキレッキレのダッジが出るか。

 

 

来たああ

 

 

いよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおし

 

 

あれだけ苦しい試合展開の中、折れずに闘う同期の姿に目頭が熱くなった。

 

 

こんなにも同期の得点が嬉しいと思う試合は初めてだった。

 

 

今年の早稲田は違う。そう確信した。

 

 

そしてこうも思った。

 

 

この田中組で絶対に学生日本一になりたい、いやなれる。と

 

 

そして自分が胸を張って「日本一の田中組です」と言えるように、どんな形でもいいから貢献したいと思った。

 

 

その結果が今の私である。

 

 

どんな思いで今僕がスタッフをやっているかを知って頂けましたでしょうか。

 

 

航章、相談しなくてごめんな。俺の並々ならぬ思いがこれで伝わったかな?

 

 

 

 

 

 

どんな決断にも「日本一」が軸にあった。

 

 

何があっても、どんなことがあっても、何をしてでも俺はこの田中組で学生日本一になりたい。

 

 

でもみんなわかってると思うけど、その道のりは険しくあまりにも苦しいものになると思う。

 

 

だから僕はせめて自分のできることを全力で、「一番」を目指してやるようにしている。

 

 

だから僕の体は学生トレーナーで一番でかいし、自分でいうのもなんだけど実況は一番うまいし、配信は早稲田が一番いいはずだし、俺の編みは樹にとって一番でしょ?

 

 

こうやって小さな一番を積み重ねていけば最後に俺らが最も欲しい一番、「日本一」にたどり着けると俺は信じている。

 

 

だからみんなもどんなに小さなことでもいい、誰かにとって、組織にとって、自分にとっての一番を目指してほしい。

 

 

太希みたいにグラボでもいい、ザキソウみたいに活舌でもいい、鳥海みたいに黒さでもいい。

 

 

みんなで「一番」を積み上げて「学生日本一」まで上り詰めよう。

 

 

 

 

 

 

それでは恒例の感謝コーナー。

 

 

まずは両親。

 

大学に限らずここまでのスポーツ人生を支えてくれてありがとう。

もう自分のプレーで恩返しすることはできないけど、最高の結果で恩返しするから待っていてください。

 

 

 

井原組の皆さん。

 

曲者ぞろいですね。野澤をあまり困らせないで上げてください。

もっと老けちゃいます。(ただでさえ老けてるのに

ただ君たちのおかげで楽しくさせてもらいました。

 

 

 

野澤組の皆さん。

 

僕が選手になった時にやりにくさがあっただろうに、快く受け入れてくれたこと。

本当に感謝しています。

粒ぞろいの代。来年期待しています。

 

 

 

スタッフの皆さん。

 

選手の時も、スタッフの時もひしひしと感じています。

どれだけこの部活がみんなに支えられているか。

直接プレーで勝利に貢献することはできないけれど、みんなの日々の貢献が勝利につながっていることを忘れないでください。

元選手として、代表して感謝を申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

 

 

トレーナーの皆さん。

 

びっくりしましたよね。

急にこんなでかいやつがトレーナーに来て。

でもすごいすんなり受け入れてもらえて、すごいやりやすいです。

麻生と愛子はめちゃくちゃしっかりしているし、桜はずっと楽しそうだし、ミリはバイトすぐやめるし、玲衣はアナウンサーの卵だし、明莉は最近調子乗ってるし。

毎日楽しいです。

ただ何よりも称えるべきは松崎。あなたです。

3年生としてTRリーダーで大変なことも多いだろうし、日々どれだけチームに尽くしているかを知ってからは本当に頭が上がりません。

こんな言い方良くないかもしれないけど、君イかれてるよ。

どうして自分の代でもないのにここまで頑張ってくれるの?

凄すぎるよ。4年を代表して感謝を申し上げます。

本当にありがとう。絶対勝って紺碧の空に松崎のデンジャーを轟かせよう。

 

 

 

監督、コーチの皆様。

 

日々、様々な面で僕たちの活動を支えて下さり本当にありがとうございます。

皆様のおかげで私たちは日々活動できていますし、本気で日本一を目指すことができています。

絶対に勝って皆さんを胴上げします。

 

 

 

お待たせしました。同期の皆さん。

 

僕はこの代で良かったと本当に思います。

個性的な奴らばっかだけど、いい奴らだし、ラクロスにはめっちゃ熱いし。

みんなが試合で活躍して、点決めて、勝つところを見ると本当に涙が出るくらいうれしい。

絶対に俺らで進士を学生最強の主将にしよう。

書きたいことはいっぱいあるけどこの辺で。(一人一人への思いは引退したら聞きに来てね)

 

 

 

 

 

 

さあ明日はBリーグ法政戦。

 

 




 

そして21日には運命の慶應戦。

 

 

 




俺たちの運命が決まる大事な試合。

 

 

 



ボックスから、配信席から、応援席から、どこでもいい。

 

 

 




それぞれがそれぞれの場所で全力、いや死力を尽くそう。

 

 

 




その死力が小さな一番となり、その小さな一番がやがて軌を一にし、学生日本一へと導いてくれる。

 

 

 







全員で戦って、全員で日本一になろう。

 









 

俺たちならできる。

 

 






 

みんな、頼んだよ。

 

 








 

さあ、行こうか。

 

 






 

学生最強の頂を目指して

 

 

 








最後に笑うのは俺たちだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TR #96 林 拓利

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