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2023

~巧より強たれ~『出会い』佐々木佳音

ラクロスを初めて目にした2021/4/18。






見学会に行くため、東伏見に足を運ぶ。




圧巻だった。




そこには"日本一"を目指す選手がいた。



バチバチッと火花ような、選手の"本気の思い"や"楽しい"って気持ちが伝わってきた。





「絶対ここに入りたい」と思った。





入ってからは怒涛の日々。



目の前のことにじっくり集中してしまうタイプの私は、広い視野で把握して、人より一歩先に動くようなマネージャー業が専ら苦手だった。






できない自分が嫌だ。


私は弱い、私は自信がない。




何度この気持ちになっただろう。



3年間、自分の弱さと向き合わなければいけないことが1番苦しかった。





しかし、いつだって




弱さを知らなければ前進はない。





なんでできなかったのか、


次できるようにするにはどうしたらいいか、



日記に毎日書いたり、 



先輩や同期に今日の動きがどうだったか尋ねてみたり、



審判の動画を見返したり、



役に立つマネージャーになれるように努力を重ねた。






そしてそれから3年の月日が流れ、今。



まだまだ、問題点だらけの自分だが


ここでだけは、自分を讃えたい。





よく3年間、頑張った。




自分の中での成長。



周りの人や景色、全体が見えるようになったり、色んな人の声も耳に入るようになった。



今、何がない、何して欲しい。


反射的に、足が動く。




マネージャーをやっていなければ、人の声に反応して迅速に助けに向かったり、さっと気配りをする動きは、習得できなかったと思う。






"人に優しさを与えられるようになること" が、マネージャーを続けている1つの意味だったのだと今更気づく。









部活をやっていて本気で泣いたことが3度だけある。








1度目は、2021/11/14のBリーグ全学ファイナル、敗北。準優勝。




東戸塚の真っ暗の中、円になって4年生が引退の言葉を綴った。


話す度に白い息が空気を包むほどの気温。




しかしそれとは裏腹に、なんという言葉の熱さだっただろう。



とみけんさんを筆頭とした、4年間を過ごしてきた選手の熱い言葉に、深く胸を打たれた。



佐藤あゆさんは、「スタッフも選手と同じように、日本一強い組織を目指すこと」を背中で見せてくれた、憧れの先輩。





"現状維持は後退である"





まだラクロス部に入って1年も経たない私の心にも、しっかりと届いた。









2度目は、2022/10/16 関東ファイナル4敗北。



選手の頑張り、4年生スタッフの頑張りを側でずっと見てきたからこそ、勝ってほしかった。勝って、喜ぶ姿を見たかった。



一つ一つのグラボや、ショットやチェイスや、チェックに、心揺さぶられるような「執念」を、すぐ近くで見ていた。




本気のプレーに思わずニヤニヤしたり、鳥肌が立つこともあった。



練習後ミーティングして、ウェイトして、自主練して、1日のほぼ全てをラクロスに注いでた。





選手はすごい。




勝つためにここまでできる、ここまで努力できる人達は見たことがない。



私たちの代では必ず勝利して、この努力が実る瞬間を見届けるのだと、誓った日だった。









3度目は、2023/8/19 東大戦。




本当にすごかった。



4Qの時点で3点差、この流れで勝った経験がないから、もうダメだと思った。



しかし、坂が1点、森田が1点。


あと1点で同点。



心が叫ぶ。


どうか、1点。






西森が決めた。嗚咽混じりに泣いた。




さらに最後、森田が得点。




こんな大逆転見たことがない。



ほんとに、ほんとに、みんなは、すごい。


全ての選手を心から尊敬する。












最後に、素晴らしいラクロスの出会いに感謝を込めて。


監督、コーチ、先輩、同期、後輩、そして両親。


たくさんの方々に支えられて、最後の学生生活、かけがえのない日々を過ごし、青春を謳歌できました。



本当にありがとうございます。







同期にだけ一言ずつ。



俺が全部グラボ取るから!の主将だいき、

躊躇なく厳しくいてくれるハセ、

足早いこうせい、

ゴール一緒に運んでねと言って30秒後忘れてる筒井、

東大戦で魅せてくれた坂、

いつもギリアウトな話するカズ、

しっかり者の川目、

かわいさ抜群の松尾、

必ずスタッフ集合の時間で来る日吉、

日本で1番陽気な植村、

入部して初めて声かけてくれたコー、

はんなりな大橋、

まっちゃん、

苗字一緒で良かった佐々木、

"筋肉塊"愛すべき西森、

真面目で頼りになる宮野、

優しさと安心感のたけし、



本当にありがとう。




練習でみんなの姿を見て、たくさんの勇気を貰ってました。頑張っているみんなが大好きです。ありがとう。








りさ、なな、なつは、ゆう、しゆう、はな、りょうたへ。



数えきれない思い出が沢山だね。


イライラしてるなーと思いきや数分後にはキャッキャしてるのが通常運転。



辛いことも楽しいことも全部一緒に乗り越えた最高の仲間。




愛してるよ!










出会えて良かった。


この部活に入って良かった。





みんなとまだ見ぬ景色を見たい。





次の明治戦もその次も勝って、日本一へ。







どんな状況になっても


何点差になろうとも、諦めない。






私は、


私たちスタッフは、


みんなの側で、絶対勝つと信じてます。






信じて




ずっと叫ぶから。














最後まで、一緒に戦おう。




いくぞ。













Avenge



MG佐々木佳音

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