まず初めに、早慶戦という大舞台で、幹部でもない自分がブログを書かせていただける事に感謝致します。誠にありがとうございます。
そして桃ちゃん、今回はこの「強より巧たれ」を書く機会をくれて本当にありがとう。
井原組トップバッターを務めさせて頂きます。中島光喜です。
「巧より強たれ」
自分にとって、このブログを読むことは趣味と言ってもいいくらい好きな時間だった。
特に1、2年生の頃は、歴代の先輩方が綴った熱い想いを、練習の行き帰りに読み漁っていた。
勇知とは、「〇〇先輩のここのコメント、めちゃくちゃ良いよな」と、よく感想を語り合ったものだ。
それほどまでに「強たれ」を読んできた自分だが、いざ自分が書く立場になると、あの先輩たちのように上手く言葉を紡げるかは分からない。だが、今の自分の偽りない等身大の想いを綴りたいと思う。
そもそも自分がラクロスに興味を持ったのは、高校時代、テレビの特集で「高校時代にラクロス部だった」という三代目 J SOUL BROTHERSの岩ちゃんを見て、「面白そう」と思ったのがきっかけだった。
大学に入ったら、自分もやってみたい。そんな気持ちがあった。
しかし、「早稲田の体育会」という場所は、これまでの自分の競技歴では経験したことのないほど巨大で、圧倒的な組織だった。正直、そこで自分がやっていけるのかという不安や抵抗感があったのも事実だ。
そんな自分の背中を押してくれたのは、体験会で仲良くなった樹生と長谷りだった。
体験会の帰り道、3人で大戸屋に寄り、「何%くらい入る?」という話を延々と繰り返していた。すると、樹生が鋭い眼差しで「俺は100%」と力強く語ってくれた。その姿は、今でも鮮明に覚えている。
その顔を見た瞬間、「この2人がいるなら」と、自分の中で迷いが消えた。あの大戸屋での決意から、自分の早稲田ラクロスでの日々が始まった。
いざ振り返ってみると、本当に様々なことがあった。
でも、正直に言うと、決して良い思い出ばかりだったとは言えない。
むしろ、自分の不甲斐なさに打ちひしがれた日、「あの時ああしていれば」と今でもやり直したくなるような苦い記憶ばかりが頭をよぎる。
その一つ一つをここに書き出そうとすれば、どれだけスクロールしても終わらないくらいの量になってしまうだろう。
だから、ここで過去の失敗や後悔を並べ立てるのはやめる。
数え切れないほどの悔しさを味わったからこそ、自分は「今、自分にできること」に全てを懸けようと腹を括ることができた。
ラストイヤー。
学年ミーティングで今シーズンのスローガン決めが始まった。
慶や吾子しゅんたちと候補となる英単語を探していた時のことだ。無数にある言葉の中で、自分がひときわ目を惹かれた単語があった。
それが「PULSE(パルス)」だった。
意味は「脈」。体中に張り巡らされた脈は、そのどれか一つでも欠けたり止まったりすれば、組織全体が機能しなくなる。部員一人ひとりが決して欠けてはならない重要な存在であるというこの言葉は、まさに今の自分たちのチームを表していると直感した。
この言葉が井原の心に深く刺さり、まさかの今シーズンのスローガンに決定したのだ。
このスローガンの提案者として、今シーズンは、置かれた場所、与えられたポジションで、自分がやるべきことを泥臭く全うしたいと思う。
そして、選手としてグランドに立ち続けている以上、別の形でチームに貢献してくれている吾子しゅんや勇知、航志そして響己の分まで、その「想い」も背負って戦いたい。
そしてチームとしての勝利は勿論のこと、個人としても、これまで鍛え上げてきたフルフィールドオフェンスで、節目の今シーズン5得点目となる記念すべきゴールを早慶戦という大舞台で決め、最高のかたちで恩返しをする。
最後にこの場を借りて、感謝を伝えたい。
まずは家族へ。
普段はなかなか口に出して言えないけれど、ここまで何不自由なくラクロスに打ち込めたのは、間違いなく家族の支えがあったからです。
決して安くない部活の費用をはじめ、本当に色々な面で支えてもらいました。心から感謝しています、本当にありがとう。早慶戦、及び最後のシーズン。少しでも恩返しができるよう、全力でグラウンドを駆け回る姿を見せます。
そして、背番号を受け継いできた歴代の先輩方へ。
泰次郎とのじゃんけんで背番号を勝ち取ったこうせいさん。
自分にとってラクロス部の理想の先輩像であり、ずっと憧れだったこうしょうさん。
そして、2年生の時から長らくお世話になった石津さん。
先輩方の思いが詰まったこの背番号、最後の舞台で必ず輝かせます。
嶋田監督、コーチの方々、そしてOB・OGの皆様。
日々お忙しい中、早稲田ラクロス部のために多大なるご指導とご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
また歴代OB・OGの先輩方には、ラクロスだけでなく就職活動の際にも本当にお世話になりました。
直接お話しさせていただく中で、先輩方がこの部活に対して抱いている沢山の熱い想いに触れ、自分たちがどれほど多くの方の思いの上に立っているのかを改めて実感しました。
学生コーチの宮野さん、武司さん、そして社会人コーチの成澤さん、ゆうたさん。船田さん。
クレードルからショットまで、ラクロスの技術はもちろん、その奥深さや楽しさを教えていただき、本当にありがとうございました。
自分のプレーが上手くいかず、壁にぶつかって悩んでいた時も、常に寄り添い、的確な言葉をくださいました。コーチの方々のご指導と温かいサポートのおかげで、ここまで走り抜くことができました。
同期へ。
いつもありがとう。
個性溢れる井原組で心から良かったと思っています。
一人ひとりへの個人的な想いは、あまりにも多すぎてここには到底書ききれないから、また今度の機会にとっておきます。
これからも末永く宜しくお願いします。
スタッフの方々へ。
自分たちが何不自由なくラクロスに打ち込み、プレーできるのは、間違いなくスタッフ陣の献身的な支えがあるからです。
朝早くからのグラウンドメイク、日々のビデオ撮影やデータ分析、テーピングや怪我のサポート、そして練習を円滑に進めるための声がけやボトル出し。
私たちが当たり前のように練習に集中できているその環境は、みんなの目に見えない泥臭い努力の上に成り立っています。本当にいつもありがとうございます。
最後に、SSDMのみんなへ。
絶対裏でめちゃくちゃショット練してる悠真
最強決定戦でみぞおち入って倒れた時唯一心配してくれていた辻
しゃべり方の真似めちゃしてくる若杉と成瀬
大学で丸くなったという、ちいかわさん
田園都市線batsで実は1番ラクロス好きなごろー
高校の友人に似ているしゃんべ
眉毛サロン個チャで聞いてきたたける
ショット決めた後喜び方の癖凄いナカムー
栢森の弟子の橋本
あすなろで熱い想いを見せた小田木
中島ファミリーのてっぺい
めちゃちーかわさんに所作似てるりつき
第一ホテルの津田
佐藤だいき。
さあ、いよいよ明日は早慶戦。
それぞれの役割、「PULSE」を体現して、日吉に「紺碧の空」を轟かせよう。
「PULSE」
DMF#25 中島光喜

