ショートでクレードルをすることが出来なくてゴーリーになった。
この理由でゴーリーを始めて、最初のうちはショットが身体に当たった時の痛みやあまりにもコーチングが出来なさすぎる事からゴーリーになったことを後悔した事もあったし、小学校からずっとサッカーをやってきて常に試合に出させてもらってきたので、ラクロス部で長い事Cチームにいて試合に出られない自分に嫌気が差す事もあった。
ラクロス部での4年間を振り返ってみるとマイナスの感情を抱いている期間が短くはないと思う。
そんな自分でも今はラクロスを、ゴーリーというポジションを楽しんでいる。
それはオフの日にグラウンドに行って自主練習をしたり、クロスに触る時間を増やしたことが関係しているのかもしれない。未だに下手くそではあるが、下手くそなりに上達したと感じる事が出来ているし、何より楽しめるようになったのは大きな変化だと思う。
一年生の時の学生コーチに「ラクロスはやった分だけ上手くなる」と言われたが、最近になってまさにその通りだと感じる。
あまり試合に出ていない自分が偉そうに言える事ではないが、今思うようにプレー出来ていない、楽しめていない人たちはこれからも嫌気が差す事があるかもしれない。でも少しでも、本当に少しだけでもこれまでよりもラクロスに関わる時間を増やせば気持ちの面でもプレーの面でも大きく変わっていくと思う。
また、マイナスの感情を抱くことがあっても辞めずに頑張ってこれたのは先輩方、後輩の存在はもちろんの事、同期の大きな存在があったからこそだと思う。今の代だからこそ続けてこれたと思う所は大きい。信じれない人がいるかもしれないが正直居心地がいい。
今思っている率直な気持ちは まだ終わりたくない だ。
終わるなら日本一で終わりたい。
いつでも試合に出る準備、覚悟はしておく。ボックスでもチームの為に出来る事は最大限してチームの勝利に貢献する。
ＦＩＮＡＬ4 早稲田ラクロス全員で勝ちましょう。
G ♯79 相波渓太
「不屈」
