俺はこの4年間のほとんどをB、Cチームで過ごした。
去年に至っては1度Dチームにも降格している。
そこで俺はラクロスに対する自信をすべて失った。
失ったというより、自ら放棄してしまっていたのかもしれない。
この経験からかAチームに昇格し、試合に出場しても自分に自信が持てず、相手チームにビビっていた。
しかしその必要はなかった。
なぜなら、早稲田は今年日本一になるチーム。
俺は日本一になるチームで練習している。
それはとどのつまり、いつも伏見で練習している相手より強い相手は出てこないということだ。
しかも、スタンドを見れば今まで共に頑張ってきた最高の仲間たちが必死に応援してくれている。
何もビビることなどなかった。
現在、上のチームに上がれず悔しい想いをしている選手に伝えたいことがある。
自信だけは失わないでほしい。
自分がいるチームに誇りを持ってほしい。
俺は全てのチームでプレーしてきたから確信を持って言えるが、どのチームにいても本気で練習すれば必ずうまくなる。
そして必ずチャンスがめぐってくる。
そのときに自信を持ってプレーし、チャンスを掴んでほしい。
とここまで偉そうに語っているが、
俺はまだ、日本一へ向けてチームにほとんど何も貢献できていない。
成蹊戦も法政戦も、チームは勝ったが俺は負けてばかりだった。
この先、俺がボトムで出場すれば間違いなく相手チームは俺を掛けどころとしてくるだろう。
しかしそこで俺が負けなければうちのディフェンス陣は無敵だし、オフェンス陣も大量得点できる。
だから、自信を持って相手の1on1を跳ね返す。
これが俺の責任だ。
最後に、
マネージャー、トレーナー、アナライジングスタッフ、学生コーチの皆へ、
いつもありがとう。
皆がいるからプレーに専念できることを4年になってより一層強く感じている。
これが日本一になるための最後のチャンス。
俺はこの大好きな仲間と絶対に掴みとりたい。
この最高な仲間と江戸陸に紺碧を響かせ、秋山を胴上げしたい。
明日は武蔵戦。
全力で戦い、圧勝しよう。
CHANGE
DF #25 高橋洋太
