俺はいつだって、「期待はずれ」でしかなかった
3年のシーズン序盤はロングとしてAチームにいた
4年のシーズン序盤はポジション変更してアタックとしてAチームにいた
だけど、どの時も早々降格されCチームまで落ちた時だってある
「何かこいつにはAチームに貢献できることはあるんじゃないか」
そう思ってくれた人がいたから上のチームに置かれたのに、
Bチームでもどうチームに貢献できるかわからなくなるぐらい落ちぶれた
情けなかった
自分に足りないものが多すぎて考えるのを避け始めた時期だってあった
今だって自分と完全に向き合えているかわからない
自信も無くし、諦めそうになった時だってある
楽しい事より辛い事の方が多かった
それでも俺は前に突っ走ろうと思った
俺が後輩に伝えられる事は一つ
腐ってはダメだ、どんなに辛い状況でもそういう時こそ一番努力が必要だ
調子がいい時は誰だって頑張れる、そんなの努力じゃない
なにもかもがうまくいっていない時に頑張れないと意味がない
試合に出ていないから頑張らなくていいなどと腐っていたらいざチャンスが来た時その一瞬を逃してしまう。
試合に出ていなくても、いつ声がかかってくるかわからない
ただその声がかかったとき自分の全力を出せるように毎日諦めずに頑張る事が大事だ
俺はほんの一瞬だけど、試合で点を取った時だけ最高に楽しい。
だからこれだけは自信もって言える
少しでも相手を倒すイメージと今までどのくらい悔しい思いをしても突っ走った自分を信じて
どんな状況であっても
最後はやってやるって気持ちだ
ここまで支えてきてくれた同期、先輩、後輩、選手、スタッフ、マネージャー、アナライジングスタッフ、学生コーチ、友達、応援部。
ありがとう。
最高の仲間に恵まれて最高に嬉しい、
最高の仲間がいるから前に突っ走れた
秋山を江戸陸で胴上げしてやろう。
みんなで紺碧の空を歌おう
次は関東ファイナル。
みんなで圧勝しよう。
CHANGE
AT #85 小泉悠靖