秋山組の敗戦は衝撃だった
あれだけ強いと確信していたチームが負けた事に驚愕した
絶対に日本一を取ると思っていたのに、、
そんな事を考えていてふと
自分がどこか他人事だという事に気がついた
自分は1年間何をしていたのだろう。
やった事といえばただ日々の練習をこなし、
日本一を取ると確信していただけ。
あれだけお世話になった先輩に恩返しする事も出来ずに。
期待に応えられずに。
本当に自分が恥ずかしくなった。
“チームが強くなる為に最も必要な事は、
1人1人が自分がどんな役割を担えばチームが1番強くなるかを知る。
そしてそれを遂行する努力を続ける”
自分が憧れた峻希さんの“巧より強たれ”が胸に突き刺さった。
自分はチームの為にどんな役割を担えるかなんて考えもしなかったし
その為の努力もしなかったのだと気付かされた
そして自分の同期と敗戦の涙なんて流したくないと切実に思った。
だから俺は学生コーチになった。
1人1人が役割を全うする事が必要な様に
1つ1つの結果の積み重ねが日本一に繋がると思ったから
“勝つ事で伝統は創られる”
見るたびに震える言葉
たかが新人戦
されど新人戦
早稲田として
後藤組として
これ以上の負けは許されない。
俺らには特別な想いがあるから
新人戦グランドスラムを必ず達成させると約束した1年生の為にも
常に1年生を気にかけてくれるかわいい後輩達の為にも
そして何より、自分を信頼して学生コーチを任せてくれた同期の為にも
明日は必ず勝たなければいけない。
そしてその為の準備は確実にしてきた。
あとはもう謙虚に。楽しむ。それだけ。
最後に
小菅さん、あつやさん
1年間本当にありがとうございました。
常にお二人の存在が支えでした。
明日までよろしくお願いします!
潤、がんみ
ボックス入れないとわかってても全力で指導してくれたお前らはガチで最高だ。
2ヶ月間本当にありがとう。
逆サイドはお前らに託したぞ!!
太田
めちゃくちゃ喧嘩したけどお前と学生コーチやれてよかった。
お前がラクロス部に誘ってくれたおかげで最高に楽しい4年間だった。
本当にありがとう。
1年生
いっぱい怒ったけど、
ここまで俺らに食らいついてきた君たちを本当に誇りに思うし、
純粋に尊敬します。
明日は目一杯楽しもう!
さて、この週末俺がやるべき事はただ一つ
自分を信じてついて来てくれた1年を
役割を全うしている後輩達を
4年間を共にした最高の同期を
そして自分達の掲げた目標を
“信じる”
それが俺の“巧より強たれ”
ラクロスの歴史に
バカでかい穴を開けるぞ。
攻
学生コーチ 小柳 翔