こんにちは、4年OMFの筒井大雅です。
明日臨海に着いたら、某副将に「何言ってるかよく分かんなかった」とか言われそうなので、そうならないように心をこめて文章にしました。
最後まで読んでもらえると嬉しいです。
まずは自分がどんなラクロス部生活を送ってきたのか振り返ってみます!
(興味ない人は飛ばしてください@永岡秀斗@坂本直追弥@田中進士)
1年
準硬に入るつもりだった。
でも履修登録をしてみると平日1回も練習参加できないことに気づく。
それで松尾とたけしに誘われて体験に行ってみた。
そこで出会ったのが俊克さん。
びっくりするくらいラクロスのことを本気で愛していて、本気で楽しい4年間を過ごしてきた感じが伝わってきて、「何か熱中できるもの」を探していた自分は「これだ」と思って入部を決めた。
どんどんできることが増えて楽しい時期。
そんなある日、まくりシュートの練習で肉離れした。
今思うとめっちゃしょうもない。
この肉離れが長引いてけっこー出遅れた。
復帰しても相手チーム側で試合に出たこともあった。
この時期は中山組が勝利しても正直なんも嬉しくなかったし、楽しくなかった。
12月の東大との練習試合。けんぽで初得点を挙げた。その瞬間、
オフェンス人・ロング陣・ゴーリー鳥山君・ボックスみんなが自分まで飛びついてきた。
このときに初めて
「ラクロス部に入って良かった」と思えた気がする。
この時期の、純粋に仲間の良いプレーをみんなで喜ぶスタイルは、今の自分たちに少し足りていない所なのかなとも感じる。
2年
2月、上腕二頭筋でまさかのAチームスタート。
DMF採用だった。
順風満帆に思えたが、3月の学年練かなんかで松尾にイリピして当時85キロの自分が転んで骨折。
長いリハビリの中であんまりクロスを触ることもなく、ただ上半身の成長だけに時間をかけていた。
そんなんで上手くなるわけもなく、8月にBチームに落とされ、ただの下手くそでそのままCチームまで落ちた。
この期間はかなりきつかった。
同期が出てるBリーグを、アイスノンを使って実況配信する日々。
朝準硬に行って、筒井・中山・りゅーせいさん・かたでぃーでショット練して終わる日々。
レイリーさんたちに囲まれて「ゴーリーどう?」って聞かれることもあった。
この状況から、自分の強みを伸ばすことで3年の最初をAチームで迎えられた。
自分の場合はショット力をつけるために、親に頼んで寮に入れてもらい夜準硬に通いまくった。
腐らずに前を向いていたのが大きかったなと感じる。
3年
この1年間は本当にあっという間だった。
Aでスタートして途中でBに落とされてなんとか夏にAに上がれて、リーグ戦デビューもできた。
特にリーグ戦期間は、真の日本一に繋がる試合独特の緊張感、高揚感がありとても充実していた。
唯一心残りなのは、Final4前合宿でまた肉離れをしたこと。
全学出場を決めに行く大一番を、駒一のスタンドから応援することしかできなかった。
明治に負けて、斎藤組で日本一を目指せなくなったあの瞬間の無力感は忘れられない。
4年
六大戦 4得点1アシスト
早慶戦 0得点0アシスト2大戦犯
4年にもなって不甲斐ないプレーばかりでごめんなさい。
でも自分は前しか見てません!
リーグ戦で点取ってチームに貢献できれば、チームが全日優勝まで登りつめることができれば、そんな最高なことはありません。そのイメージで自分は試合に臨みます。
こんなラクロス部生活を送ってきました。
自分がここで後輩に伝えたいことは2つあります。
1つ目は「ケガ、ダメ、ゼッタイ」です。
自分はケガで遅れをとったし、いろんな場面でチャンスを逃してきました。
これはケガのせいじゃないです。完全に自分のせいです。
どうしようもないケガがあるのは確かにそうだと思います。でもケガをしたときに、「仕方ない」と思えるくらい自分が最善の準備をできていたかどうか振り返ってほしいです。
自分はFinal4前合宿の朝、起きるのが遅くて貴子さんにマッサージしてもらう時間をとれずテーピングを巻いただけでした。絶対もっと最善の準備ができたと思うし、肉離れをしていなかったかもと後悔しています。
秋山さんがいつかの練習でおっしゃっていた、
「ラクロス上手くなるには毎日練習するしかない」みたいな言葉が自分の心に残っています。
これは本当にそうだと思う。今まで上手い先輩を見てきたけど、ヨシさんとかレイリーさんとかがリハに入ってるところはほとんど見たことがない。
みんな、「ケガ、ダメ、ゼッタイ」
2つ目は「前を向く」です。
自分は2年でCチームまで落ちた時、「やめようかな」とか「4年でAいければいいや」とかは全く考えなかったです。3年でAに上がるために必要なこと、今できることは何かを考えていました。
これだけ人数がいるラクロス部で、常にうまくいく人なんて一部です。うまくいかないときにどれだけ「前を向く」ことができるか。すごく大切なことだと思っています。
今上手くいかなくて悩んでいる人は、自分の強みは何なのか考えてみてください。その武器を尖らせればいつか評価される時が来ると思います。
ここからは感謝の気持ちを伝えたいです!
コーチ陣の方々へ
プライベートな時間を捨ててまで、自分たちの成長に時間を費やしてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
結果で恩返しするのが1番だと思うので、まずは明日勝って良い流れを作ります!
平野組の先輩方へ
ラクロス大好きでラクロスめっちゃ上手い人が多くて、2年生の自分から見てとても大きな存在でした。かっこいいプレーを目に焼き付けていたからこそ、Cに落ちてからも頑張れました!
斎藤組の先輩方へ
一緒にプレーしていて頼りになる先輩ばかりでした。そこに食らいついていくのが楽しかったです! 自分も頼りになる選手になれるように頑張ります。
スタッフのみんなへ
本当に頭が上がりません。自分たちがラクロスだけに集中できるのはスタッフの存在があるからだと思います。日本一を目指すために絶対に必要な仲間なので、これからもよろしくお願いします。
後輩のみんなへ
みんな大好きです。自分のことを舐めてる人が大半だけど、それは自分のせいなので仕方ないでしょう。個性爆発してる人が多くて毎日楽しいです。みんなと1月までラクロスがしたい!
同期のみんなへ
みんなとは4年目に突入して、信頼関係は固いものになってきたなと感じています。
毎日午前中はみんなといるし、プライベートもみんなといるか一人でいるかなので、おかげ様で学部に友人がほとんどいません。学食で永岡と野口に心配されて一緒にご飯食べてくれたくらい本物です。でもみんながいるから何も寂しくないです。
最高の仲間と最高の瞬間を迎えたい!
お父さんとお母さんへ
断トツで1番感謝してます。
小学校の時から、サッカー・水泳・野球とかやりたいことを全部尊重して応援してくれて、常に自分の味方でいてくれてありがとう。大学に入ってもラクロスしかやらないスポーツバカでいろいろ迷惑かけてると思います。必ず人生をかけて恩返しするので、もう少しの間そばで支えてほしいです!
いよいよ明日リーグ戦が開幕する。相手は武蔵。
2021年9月20日に平野組が夢を絶たれた相手。
勝負の世界は何が起こるか分からない。それが面白い。
明日の試合もどんな展開になるか誰にも分からない。
自分たちはその瞬間にできることをするしかない。
まさしく「今、ここ、自分」
苦しい時間が来たとしても、全員で前を向こう。
仲間が良いプレーをしたときは全員で喜ぼう。
全員で一つになれば怖くない。
山﨑組が横浜スタジアムで歓喜の輪を作るために
まずは大きなはじめの一歩を
AVENGE
OMF (#1) 筒井大雅