ふと気が付けば最終学年。
振り返れば、ASについて、自分の貢献について沢山悩んだラクロス生活だったなと思う。
シンガポールから日本に初めて一人暮らしをして、入学式で友達作りを試みるも、人見知りだったためか全く話せず幼馴染の家で大号泣していた日。
「部活入ってみたら?」と幼馴染に軽く勧められた。
「ラクロス部がいいらしい」という幼馴染の言葉で見学に行くことに。
そこでは朝早い時間からジャージを着て練習に打ち込む部員、
熱く「日本一」について、「早稲田ラクロス」について語ってくださる先輩達、
今まで学業一筋!という中高時代だった私にとって、何もかもが新鮮で、直感で「ここだ!」って思って入部を決意した。
当時大輔さん1人だけだったASとして入部して、「何か成し遂げてやる!」と意気込んでた。
当たり前のことだけど、現実は最初からそう上手くいかない。
ASとして何をすればいいか分からない、何も出来ない自分がただ歯痒かった。
飲み込みが早い方じゃないからスコアも全然上達しなくて、先輩方に沢山迷惑かけた。
1年生の6on6集計・試合集計も背番号が分からなさすぎて、自分の手際の悪さにムカムカしながら深夜まで起きて作業した。
ずっと建物に篭りっきりだったせいか、繋がりが感じられなくてスタッフ組織にASは含まれていないんだ!って勝手に卑屈になった。
当時佳音や佑有にたくさん自暴自棄のメチャクチャなLINEを送り続けていたのを覚えている。
Bチームのスカウティングにも関わったけど、結局大した貢献も出来なかった。
明日香さんが「よく頑張ったね」って言ってくださった時思わず涙が溢れたけど、
TRやMG達ほど貢献出来てないし、
私はASとしてチームに全く影響与えられてないな、という気持ちでいっぱいだった。
でもその後なおきさん、亮太、りさちゃんのおかげでASが組織として大きく推進し始めた。
ASによるデータ分析発表や色んなものが導入されて、
私もそれに触発されてラクロスの勉強を真面目に始めて、
自分なりにBチームのスカウティングのやり方でもっといい方法はないかなって工夫したりした。
そのおかげで齋藤組のBリーグ優勝では貢献を感じられたし、
そして気づけばAチームBチームでスカウティングにASが関わってて当たり前、みたいな文化がいつの間にか出来上がっていて、
今では遼くん、ようこちゃん、まいちゃん、陸くんも入ってきてどんどん組織として成長してる。
個性的な子が多いけど、それぞれ才能に溢れているので、来年以降もどんな組織として大きくなっていくのかとても楽しみです。
本当に今に至るまで
偉大な先輩、
楽しい同期、
頼りになる後輩、
忙しい中時間を作って来てくださるコーチの方々、
沢山自由にやらせてくれる両親、
早稲田ラクロスをはじめとする色んな方に支えられてAS組織も、私自身も成長することが出来た。
たくさんASの仕事がしんどくなることあったし、存在意義もよく分からなくなった時もあるけど、
今こうしてそんな早稲田ラクロスのASメンバーとして貢献出来ることがとても最高です。
同期選手へ
話せるようになるまで結構時間かかったけど、今ではみんなの顔を見ると安心感が凄いです。
今こうしてみんなとリーグ戦を迎えていることが感慨深い。
いつもキツイ練習の後に反省MTGしたり、壁当て練習したり、ラクロスに向き合う姿は本当に凄いなって思って尊敬してます。
語彙力がなくてあまり大したこと言えなくて申し訳ないけど、最後まで頑張ろうね。
同期スタッフへ
2年入部の私を受け入れてくれてありがとう。
部活辞めると言い出した時も、
私の意識の甘さで迷惑かけた時も、
厳しい声を掛けつつも側にいてくれたから今まで頑張れました。
まだ先は長いけど、リーグ戦最後までこの8人で駆け抜けられることが最高に嬉しいです。
頑張ろう!!
奥さん、宇野さんへ
いつもASのこと気にかけていただいてありがとうございます。
変な方向に行ってしまっている時、迷っている時、「もっとこうした方がいいんじゃないか」と助言を頂けることが本当にありがたいです。
お二方がいるお陰で、4年ASは自分達の道に自信を持って進めています!
いよいよ武蔵戦。
正直、平野組での光景が忘れられない。
相当手強い相手だと思う。
でも泣いても笑っても最後の年だから。
絶対最後まで勝ちにこだわって楽しく勝とう!!
AVENGE
AS 黒柳花衣