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2024

〜巧より強たれ〜『始まり』鈴木堪大

日本一に憧れたから。

 

 

 

 

 

 

 

ラクロス部に入った理由はこんな格好良いものではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

憧れたことならある。

 

 

 

 

 

 

 

高校生の頃、日本一を目指して何度も負けた。

 

 

 

 

 

日本一が難しいと知っていた。

 

 

 

 

 

一生懸命に自分なりに精一杯やっても、最後にギリギリ名前が呼ばれる程度。

 

 

 

 

 

メンバーに入るかどうかで緊張した。

 

 

 

 

 

それは勝つための緊張ではなくて自分のための緊張。

 

 

 

 

 

だって試合には出れない。

 

 

 

 

 

もう辛いことは嫌だった。

 

 

 

 

 

頑張ったら報われるっていうセンスのあるやつは俺じゃないと思った。

 

 

 

 

 

一生懸命に走ることをやめた。

 

 

 

 

 

だから、最初はサークルに入ったし、なんとなく人生の夏休みをしたかった。

 

 

 

 

 

でも、まだコロナの影響でサークル活動に制限があったということもあり、その夏休みは退屈で仕方がなかった。暇だった。

 

 

 

 

 

なんとなく夢見ていた大学生活は始まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時に網のついた棒と大きな荷物を持って、嬉しそうに大学に通う椋大が誘ってくれて

 

 

 

 

 

ただ忙しくなる環境を、義務感を持って活動できる環境を求めて入部した。

 

 

 

 

 

ただそれだけの理由。

 

 

 

 

 

今思えばこんな理由で入ったにしては辛いことが多すぎるな。

 

 

 

 

 

帰ろうとしたらしんじがいて足トレを誘われる時

野口に2on2で小言を言われた時

森田が界隈っていじってくる時

榊が早口で文字数多い時

早起き

 

 

 

 

 

 

 

負けた時。

 

 

 

 

 

 

 

もう辛い思いはしたくないと思っていたのに、

 

 

 

 

 

一生懸命になればなるほど辛くなって返ってくるのに、

 

 

 

 

 

適当な理由で入部したのに、

 

 

 

 

 

日本一は難しいと知っていたのに

 

 

 

 

 

でも今はあの頃とは違って

 

 

 

 

 

胸を張って「鈴木堪大」と書かれたメーリスを待って

自分のためではなくて、勝利のために緊張する。

 

 

 

 

 

だんだんと気づいてくる。

 

 

 

 

 

 

 

嫌になっていた一生懸命はこんなにも楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

俺の中で新しいスポーツ人生が始まった。

 

 

 

 

 

一生懸命にどうしたら1on1で守れるか考える

一生懸命にどうしたらクリアできるか考える

一生懸命にグラボを拾う

 

 

 

 

 

 

 

一生懸命にやったら返ってくるのは辛いだけじゃなくて、もっと大きな楽しいだった。

 

 

 

 

 

 

 

一生懸命がこんなにも楽しいと気づかせてくれた仲間たちへ

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

いつも一生懸命なみんながいてくれたから、

今、楽しんで緊張して一生懸命になれています。

 

 

 

見た目によらず選ぶ言葉がかっこいいしんじ

武士野口

なんでもできるしゅうと

いつも一緒でふざけてばっかりのひら

ずーっと少しいじってくる森田

移動中赤ちゃんの動画ずっと見せてくる鶴ちゃん

後輩なのに頼りになるハズレロングのじ

可愛くて可愛くて仕方がないかに

 

 

 

 

まだまだいろんな仲間がいて、大体変な人。困った人ばっかり。最高に楽しいよ。

 

 

 

 

 

SSDMのみんなも

 

 

 

本当に丸くなったね榊

得意プレーはミドルスタン AT寺田

俺らは界隈じゃないもんね辻

自分のフォーム見たことないはるみち

最近地球人てった

いっしー。

 

 

 

一緒にいすぎてるな。明日は俺らから1点取ろうね。

 

 

 

 

 

コーチの方々へ

 

 

 

僕たち学生のために休日にグラウンドまで来てくださってありがとうございます。

 

 

 

なんかかっこいいです。大人だからでしょうか。なんとなく憧れています。

 

 

 

かっこいいコーチ陣のためにも勝利で恩返しします。

 

 

 

今年は特にじょうぶさんの早慶戦前のラインが励みになりました。

 

 

 

絶対にあんな敗戦はもうしません。

 

 

 

 

 

スタッフのみんなへ

 

 

 

毎日の練習のサポートありがとう。

 

 

 

みんながいるから練習、試合に集中できています。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

そして松崎。

 

 

 

早慶戦直前に捻挫しちゃったとき、たくさん声をかけてくれて、ラインをくれてありがとう。

 

 

 

頑張る源になりました。

 

 

 

 

 

両親へ

 

 

 

高校から家を出て、出る試合も出れない試合もずっと応援してくれてありがとう。

 

 

 

7月16日、なんの前触れもなく「ラクロス部入ることにした」だけのラインには驚いたよね。俺も見返して驚いた。

 

 

 

連絡の少ない俺だから、きっと俺が大学生活で何をしているかわからなかっただろうけど、

 

 

 

一生懸命になれる仲間と出会って日本一という大きな目標に向かって

 

 

 

毎日のようにラクロスをしていました。

 

 

 

学生スポーツもあと長くて半年、一生懸命に走り抜きます。あと少し応援していてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ明日は田中組の開幕戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にかまた目指している日本一への一試合目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までやってきた練習、ウエイト、MTG、壁あて、

一生懸命にやってきたことを信じよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に勝とう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田中組のシーズンが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SSDM(#4)鈴木堪大

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