夏はトレーナーの荷物が増えるので伏見に行く機会が増える。
テントは重いし、昼は暑いし正直面倒くさい。
ただ、その荷積みと荷下ろしをしていると大体ラクロス部の誰かに会う。
早朝でも、夜の9時でも、炎天下でもどんな時でも誰かがいる。
1年生のウエイトに付き添ってる時も隣で上級生の誰かがウエイトをしてるし、
オフの日でもグラウンドで誰かが練習している。
日本一を目指すのだから、これは当たり前のことなのだろう。
でもやっぱりすごいと思うし、そんな誰かを見てると、もうちょっと頑張るかという気持ちが湧いてくる。
ラクロスをあんまり好きじゃない自分がこの部活に打ち込めたのは、そんな頑張ってる人たちの姿があったからだろう。
2年生の冬にトレーナーリーダーになってからは本当に苦労しかなかった。
知識もなく、テーピングもろくに巻けず、ゆうさんの後釜で、もちろん誰からも信頼されてない。
散々な日々を送る羽目になった。
それでも、
序列6枚目な半年ぶりロングが気がついたらスタメンになってたり
凄すぎるゴーリーが大活躍したり
愚直な選手がAにくらいついていたり
辛いことばかりだったけど、そんな誰かが頑張ってる姿を見て、自分ももう一踏ん張りができた。
おかげで少しずつ信頼されていって、楽しいと思うことも増えた。
そして迎えた去年の明学戦。サドンデス負け。
田中組が最強だと思っていたからこそショックだった。
人生で1番泣いた。
でも泣いたら割とスッキリしたし、来年もう一度頑張ろうと意外とあっさり前を向けそうだった。
そんな折、何をとち狂ったのか、負けた直後に明学へ武者に行かせてもらった。
年末は慶応にも行かせてもらった。
どちらもすごく楽しそうに部活をしていた。
当たり前のように練習をして、笑い合っていた。
当然のことだろう。
何もおかしいことじゃない。
ただ、負けて日常を失った自分にはあまりにも衝撃的だった。
頭では分かっていても理解し切れてなかった。
急に殴られたような感覚だった。
部活を続けられるという勝者だけの特権
自分たちが喉から手が出るほど望んでる全国への切符
全学優勝という称号
嫉妬で気が狂いそうだった。
来年は最後まで練習していたい。
自分たちを証明したい。
4年間を肯定したい。
それ以上は何も望まない。
そんな思いで新シーズンをスタートした。
大変で、しんどくて、報われなくて、
でもちょっとだけ楽しい毎日。
本当にあっという間だった。
学生No.1な上にチームで勝つことを1番に考えてる主将や
常になんか余裕がありすぎる副将
盛り上げ上手な奴や
いつも通りで素晴らしい後輩に
忙しいのに頑張って資格取った同期
あと自分にだけやたら厳しいSSDMの人たち
小っ恥ずかしいけど野澤組のそういうところを全て含めて好きで、だからこそもっと部活を続けたい。
そのためには目の前の試合に勝ち続けなければならない。
過激とか言われることもあるけど、今の幸せを続けるには勝つ以外に手段はないと思う。
続けたい。笑顔で終わりたい。
だからこそ勝ちたい。
ただ巧いだけじゃない、走れて芯のある強いチームだということを全力で証明したい。
部活に全力で取り組むことや、皆んなが勝ちたいと思ってることなんて当たり前のことなのかもしれない。
でもそんな当たり前が心地いいし、もっと貢献したいと、もう少しだけこの日々を続けたいと思わせてくれる。
この1年間のラントレへの向き合い方も
強度の高い練習密度も
身体の大きさも
全部絶対他大に負けてない。
だからこそ明日は自信を持って勝ちに行こう。
明日の東大戦
強い早稲田を見せつけてやろう。
自分たちを証明しよう。
嶋田監督、コーチの方々、OBOGの方々、先輩方、家族、いつも応援してくださる方々へ
心から誇れるチームがあること、そしてそこにいられることはたくさんの人の支えのおかげです。
この場を借りて心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
1年生へ
2人ともいつも頑張っていて、きっと将来も大丈夫なんだろうなって思ってます。
サマーもウィンターもあすなろもこのままの調子で駆け抜けて!
3年生へ
この2年間すごく迷惑をかけました。
ここまで極端な考え方の人が長で大変だったと思います。
びっくりするくらいシゴデキで
留学明けでも役割をしっかり全うしていて
大人で思考がめちゃくちゃ深い
全員にいつも助けられています。
本当にありがとう。
勝って楽しくTR会しましょう。
同期スタッフへ
大変お世話になっております。
間違いなく思っていることは
すごく尊敬しています。
いつもありがとう。
うんざりするくらいまで続けよう。
文句ばかりだけどやることはしっかりやっているあいつ
分離症でもなんとかすごく活躍している奴
長い期間腐らずリハビリ続けた怪我人
ラクロスが大好きな人
そんな人たちがいる環境が誇らしいし、だからこそこのチームは間違いなく強い。
まずは明日勝とう。
もちろん次の試合も、FINAL4もFINALもその先も。
大変で、でも大切なこの日常を続けよう。
日本一を獲ろう。
一歩ずつ踏み締めていこう。
VECTOR
TR 松崎良祐