まず初めに、日頃より早稲田ラクロス部を支えてくださる、コーチ陣、先輩方、関係者の方々に心から感謝を申し上げます。
突然ですが、私は「ラクロスのセンスがない人間」だ。
島田みたいに世代を代表する選手ではないし、
慶みたいにクリアライドの嗅覚やセンスのある選手ではないし、
翔永みたいにスクエアパスの左を綺麗に投げられないし、
栢森みたいにグラボをうまく拾えないし、
凱みたいに、早い足で駆け上がり、ランシューを決めることもできない。
「俺ってラクロス向いているわ」なんて一度も思ったことがない。
でも、
だからこそ、
もがいた。
必死にもがいた。
アップからたくさん声を出してみた。
嫌いな壁当ても15分でいいから毎日やった。
身体を大きくするため、食べすぎなくらいご飯を食べ、筋トレをたくさんした。
でも流石に太りすぎて、痩せるためにウォーキングや夜ご飯を抜いてみたりした。
公園でスパイクを履き、人がいない時間帯を狙ってステップ50をひたすらやった。
クレイドルの原理もわからぬまま、一旦野澤さんのグラボを真似してみた。
先輩方に動画を送り付け、たくさんアドバイスを求めた。
とりあえず必死にやってみた。
苦しくても目の前のことに向き合ってみた。
それがラクロスのセンスがない自分の、
早稲田ラクロスにおける「使命」だと思ったから。
そんなことを繰り返し、目の前のことにもがいていたら、
いつのまにかラストイヤーになり、いつのまにか人生最後のリーグ戦を迎えていた。
ただ、決して一人でここまで来たのではない。
振り返ればいつも、恵まれすぎている環境と「使命」を全うする最高な仲間たちが傍にいた。
ラクロスを愛してやまない仲間がいること。
日々、練習場所があり、練習後にはMTG場所があること。
MGが円滑に練習を進めてくれ、渉外をして試合を組んでくれること。
TRがテーピングを巻いてくれ、マッサージをしてくれ、リハビリをしてくれること。
ASがスカウティングをして、万全の状態で試合に臨めること。
休日にはコーチが来てくださること。
引退しているのに動画を送ったらすぐにアドバイスをくださる先輩方。
未来の早稲田のため、ラストイヤーを一年生に捧げる同期がいること。
怪我や病気に苦しみながらもリハビリを続け、復帰を目指す仲間がいること。
遠征先に車を出してくれる同期がいること。
特別じゃない特別。
心から感謝しています。
そして、家族の存在。
自分がやりたいと言ったことを反対せず、「まずはやってみなさい」と後押ししてくれ、全力でサポートしてくれる両親。
本当にいつもありがとうございます。
いつも脛を齧ってばかりですし、これからも齧れるだけ齧らせていただきますが、まずは少しでもラクロスで、プレーで恩返しをできればと思っております。
こんな最高な仲間たちと一秒でも長くラクロスをしたい。
全日制覇の喜びを分かち合う、その瞬間まで。
明日は、待ちわびた井原組の初陣。獨協戦。
色んな人の想いを背負い、
仲間を信じ、泥臭く、貪欲に
目の前の「使命」を一つ一つ全うする。
負けていようが、勝っていようが、次の1点に集中する。
俺たちなら大丈夫。
さあ、やってやろうじゃないか。
いざ、強たれ
PULSE
DF #5 作田大河

