平素よりお世話になっております。4年ATの樋田一樹です。
私は「巧より強たれ」のシステムにひとつ物申したい。
それは、勝ち進まないと幹部の強たれが読めないことだ。
実際に、自分が強たれを読みたいと思っていた先輩が、その文章を部活に残すことなく引退していく姿を何度も見てきた。こんなにも「勝ってこそ伝統はつくられる」を体現している制度は、他にないだろう。
だからこそ、これほどの重みがある強たれを書けることをありがたく思う。
太田凌平の強たれを読みたいBチームのみんな、絶対に勝ち進もう。
振り返ると、多くのチーム遷移を経験した4年間だった。そして、そのたびに自分には「運」が関係していると思っていた。
自分にとって一番運がよかったのは、怪我をしない体質だったことだ。おかげで2年生からBチームに帯同することができた。
それ以外でも、今年度最初の選考練でβになった時は「調子が悪かった」と言い、次の選考練でAに上がった時は「調子がよかった」と言う。インフルエンザ中にBに落とされれば「また運が悪かった」と言う。
ずっと、そんなことばかり言っていた。
今年、Bチームで試合に出られなくなった時までは。
Bに落ちてから、みるみるうちに順位は下がっていった。気づけばAT6枚目。
Bリーグ1戦目の日体戦で出場できないなんて、少し前の自分は想像もしていなかった。
「運が悪かった」なんていう見苦しい言い訳では、もう済まされなかった。
「ありとあらゆる要素が下振れした時に出る最低限の結果を実力と呼ぶ。」
ある漫画のひとフレーズだが、この言葉を身をもって痛感した。
実力以上の評価をされて舞い上がり、自分の弱みに向き合わず、逃げてきた。
学年ミーティングで話した「Aチームで活躍して使命を全うする」という目標からも、どんどん遠ざかっていった。
何のために部活を続けているのか分からなくなる時もあった。
それでも、めげずに練習場へ向かった。
練習場に行けば、いつも同期のみんながいたから。
実は66で1番点取ってると思うS字マスター樹生
夏合宿の7泊8日中も東京でずっとクロス編んでそうな宗次
BC66-1010で大樹を後ろから吹っ飛ばした熱い男、匠
ごろってしまった熱い男、五郎川
遂に実況でも「ちいかわ」と呼ばれているちいかわさん
対人強いのにプレーに優しさが出てしまっている凱
誠意ランキング1位、浅く広い栢森
歴代最高のチームリーダー、凌平
そして、丸田チルドレン藤、遼太、颯良
今年のBOFユニットをつくりあげたみんなを、本当に尊敬しています。
これだけOFの人数が飽和しているにも関わらず、Cに落とせるような人がいなかったり、合宿賞をあげたい人が多すぎて、夜までめっちゃ悩んだり。
そんな状況になったのは、間違いなくみんなのおかげです。
明日も10点取ろう。
そんな同期のみんなと過ごす中で、自分は少しずつ「使命」について考えるようになった。
自分が今果たせる使命は何なのか。
Aチームに上がって活躍すること。
BOFユニットを成長させること。
洸翔が言っていたように、ボックスにいる時から100%貢献すること。
何かひとつに限定する必要はない。
今、ここ、自分。できることから使命を果たす。
そう考えられるようになったことこそ、今の自分が部活を続けられている原動力だと思う。
最後に、こんな自分を支えてくださった方々に感謝を述べさせていただきます。
コーチの方々
忙しい中、休日の時間を割いて指導してくださりありがとうございます。
特に丸田さん、ナダルさん、優太さんには、複数年にわたって直接指導していただき、本当に感謝しています。
残り半年、まだまだ多くのことを吸収していきたいと思います。最後までよろしくお願いします。
スタッフのみんな
いつも日本一の環境を用意してくれてありがとう。
人数が減っていく中でも、2部練をはじめに、1人分以上の働きをしている姿を本当に尊敬しています。
当たり前のように練習できているのは、みんなのおかげです。
いつも本当に助かっています。
家族へ
ここまで何不自由なくラクロスを続けさせてくれてありがとう。
高いお金を請求したり、車を使えるか交渉したり、迷惑をいっぱいかけてきたけど、それでも支えてくれたおかげで、ここまでラクロスを続けることができています。
ラストイヤー、少しでも恩返しできるように頑張ります。
1年生の時、優太さんがおっしゃっていた。
「早稲田は勝つだけじゃなく、圧倒しなければいけない。」
この言葉を、今でも覚えている。
Bリーグ優勝を「運がよかったから」と思わせないように。
ここまでやってきたことが実力だったと証明するために。
全試合、圧倒しよう。
そのために、まずは明日の一橋戦。
試合に出る選手も、出ない選手も関係ない。
今、ここ、自分にできる100%の使命を果たそう。
ニュートラルにこだわる。
目指せ、グラボとクリア100%。
オフサイド0。
隙を見せずに、隙をついて勝つ。
圧倒。
PULSE
AT #34 樋田一樹

