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2017

〜巧より強たれ〜 『存在意義』鈴木潤一




振り返ると不甲斐ないことが多かった





マンダウンDFでパスフェイクに何度も引っ掛かりいわれた言葉





セットプレーを自分だけ違うことをやり言われた言葉





決めきれるシュートを外し言われた言葉





ほんとあほだなと自分を思う。クロスの扱いがぎこちない時点でラクロス向いてないなって正直思ってた





1年生の頃は数人がBにあがりBリーグに出たりする中、結局Bには一度も上がれなかった。





2年になってもずっとベンチを温め続け、チームに必要とされてないって思ってた





でもそこで負けたくなかった





チームに何としても必要とされる人間になりたかった





DFで貢献しようとDMFになり、直人さんに弟子入りして、直人さんを超えようとした(直人さんは偉大過ぎて超えれなかったです)





点を取るために1on1の練習をしまくった。先輩方のオフェンススキルを盗もうと必死だった。





上手くいったら先輩方や同期がほめてくれて、それがうれしくてひたすら練習した。





少しはチームに必要とされる選手になれたかなって思った。





でも、毎年11月3日に先輩たちが引退していくのを止めることはできなかった。





今でもその風景が思い出される。





黒瀬とダブってボールダウンさせたけど、ルーズボールプッシングをとられそのまま試合終了した2年





DFを攻略しきれず、個人としてもチームとしても負けた3年





先輩方本当にすみません。





先輩方の言葉が、行動が、自分を成長させてくださいました





本当にお世話になりました。ありがとうございます。





そして、俺には、俺達には、もう一度チャンスがある。





一緒に戦ってくれる仲間がいる





スタンドで誰よりも声を出してくれる仲間がいる





選手よりも必死に全力でサポートしてくれる仲間がいる





試合に出る人間の責務は「どんな状況になっても試合に勝つこと」





ただそれだけ。泥臭くていい。結果がすべてだ。





日本一をチームで獲るため





笑って引退するために






全力で戦おう。






同期のみんなに感謝するのは日本一になってからって決めました。






後輩たちへ。




いつも不甲斐ない俺たちを笑って支えてくれてありがとう。





明日はどんな流れになるかわからないけれど、みんなの応援が試合に出ているメンバーの力になります。




苦しい時ほどみんなの力が必要です。




みんなの声が何度でも俺らを蘇らせてくれます。





よろしくな。





もう一つだけ言うとしたら、





チームにとっての自身の“存在意義”をもう一度自分に問うてほしい





誰にも負けない強みを作ってほしい。





それは何でもいい。





丸山みたいに魅せるDFができるのもすごいことだけど、





直井みたいにどんな時でもみんなも元気にできる力も素敵だと思う。





チームに必要とされれば自ずと試合で活躍できるようになると思います。





俺はマネージャーのみんなのように、チームのためにと尽くすことはできないし





Analysing staffのみんなのように、PCを駆使して自チームの改善をはかることもできない





選手をやめ、チームの「日本一」を支える覚悟もない





陽介みたいなリーダーシップもない





秋山みたいに自分に厳しく、人にも厳しくすることもできない。





でも、俺にしかできないこともある。





相手DFを切り崩し存在意義を示す。責任を果たす。





明日の開幕戦は大好きな大好きな仲間と「日本一」を獲るための大きな大きな一歩





絶対に負けてはならない相手慶應との一戦





勝つ。




いや、勝とう。






勝って、紺碧の空を。






そして証明しよう





“最強世代”は俺達だ。





日本一になるのは俺達“早稲田”だ






CHANGE




AT#22 鈴木潤一


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